ワッツアップ・サーファーズ?!

Mitsuteru Kamio

Mitsuteru Kamio
日本を代表するサーフィン・フォトグラファー神尾光輝。 さらなる「追求」「探求」「挑戦」を目指した結果、世界レベルの泳力を兼ね備えた、サーフィンウォーター・フォトグラファーである。

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Rest In Peace … Mr.KUNIHIKO INUO … aka … WANWAN-san …

 

ワッツアップ・サーファーズ?!

 

4月6日・・・先輩サーファー・・・先輩カメラマン・・・犬尾邦彦氏の命日・・・

志田下・・・太東・・・勝浦・・・のサーフィンコミュニティに繋げてくれた恩人・・・

間違いなく・・・わんわんさんがいなかったら・・・今のオレは・・・いない・・・

あれから・・・10年・・・時が過ぎるのは・・・はやいものだ・・・

今改めて・・・思うことは・・・・・・さみしいな・・・

ひたすら・・・祈り・・・ひたすら・・・想う・・・ことしかできない・・・

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SHIDASHITA

 

 

 

志田下がオリンピック会場に決まり・・・信じられないほど・・・変わった・・・

変わることは・・・決して・・・悪いことではない・・・

しかし・・・開拓して来た先人先輩サーファー達や・・・今までの歴史と文化・・・

志田下の・・・サーフィンコミュニティは・・・何も変わらない・・・

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SHIDASHITA

 

 

 

この数年・・・移り住んで来たサーファーが増え・・・志田下も混雑するようになった・・・

改めて・・・

志田下は昔から・・・地元のサーファーたちが大切にして来た・・・ローカルポイント・・・

そして・・・右の堤防の先端付近は・・・ピークが狭い・・・ポイントブレイク・・・

大勢でピークを占領したり・・・ギャーギャー騒いだり・・・ハスリングしてはいけないよ・・・

よく・・・海はみんなのもの・・・と言うけど・・・その通りだ・・・

だけど・・・サーフポイントは地元サーフィンコミュニティにプライオリティがある・・・

これは・・・志田下だけに限らず・・・世界国内・・・全てのサーフポイントにある・・・

サーフィンカルチャーだ・・・

実は・・・移り住んで10年目くらいの時に・・・オレ自身が未熟で勘違いヤローで・・・

地元のサーファーとトラブルを起こしてしまった時がある・・・最初は強がっていたものの・・・

どんな理由があろうとも・・・地元サーファーと揉めると・・・移り住みは立場がない・・・

結果・・・強がってパドルしても・・・つまらないサーフィンしか待っていない・・・

いわゆる・・・移り住んでローカルサーファーと仲良くなり・・・慣れて謙虚さを失ったのだ・・・

本来・・・サーフィンの本質は楽しいもので・・・楽しくないものはサーフィンではない・・・

だから・・・それぞれが楽しむために・・・賢くサーフィンしよう・・・

ビジターは謙虚に・・・ローカルは大らかに・・・それぞれに必要なものは・・・

それぞれの・・・思いやり・・・しかないんだよね・・・

th_DSC_5663 のコピー_01_01SHIDASHITA

 

 

それと・・・ぶっちゃけなところ・・・一般人もサーファーも含めて・・・

みんながみんなオリンピックを歓迎しているわけではないよ・・・

それぞれの価値観は異なって当然・・・盛り上がってるのは・・・極一部の人達だけだ・・・

・・・オレ個人の意見は・・・ご縁を尊重したい・・・と思っている・・・

20年前に移り住み・・・惚れ込んだ志田下でオリンピックが行われる・・・ご縁としか考えられない・・・

日本人・・・日本国民として・・・日本人選手を応援し・・・世界のアスリートを応援したい・・・と思っている・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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