
日本のサーフィン界を牽引する公益社団法人 日本サーフィン連盟(NSA)が、2月27日に都内で創立60周年記念パーティーを開催。
節目となるこの日、これまでの歴史への感謝とともに、未来の10年を切り拓く新指針「NEXT10」プロジェクトが発表されました。
次の60年へ繋ぐ「4つの約束」と「NEXT10」構想
寺尾理事長はスピーチで、先人たちが築いた礎に敬意を表した上で、「未来への責任を再確認する時」と強調。
以下の4つの約束を掲げ、サーフィンを社会的な価値を持つプラットフォームへと進化させる決意を語りました。
プロスポーツとしての価値向上と世界への挑戦
社会と企業を繋ぐハブとしての役割
次世代を担うジュニア育成への投資
多分野と連携した産業エコシステムの構築
さらに日本サーフィン連盟(NSA)は、この先10年のビジョンを掲げた「NEXT10」構想を掲げました。
この構想が目指すのは、サーフィンをただの「競技」に留めないこと。
環境保護や地域との繋がり、企業との共創など、サーフィンが持つポテンシャルを最大限に活かし、社会に必要とされる「プラットフォーム」へと進化させるという、これまでにない野心的なプロジェクトです。
ステージに登壇した武知実波副理事長は、この構想の要となる「3つのアクション」を力強く提示しました。
「PROTECT THE OCEAN, PROTECT THE FUTURE」のスローガンのもと、環境・海洋問題へ「行動」で示す
企業と共にサーフィンの社会的価値を高める共創を加速
自治体との連携による、地域連携モデルの構築
功績を讃えて。特別功績賞の授与

日本のサーフィン界に貢献し、世界で結果を残した選手たちに特別功績賞が贈られました。
五十嵐カノア、コナー・オレアリーといったCT陣に加え、パドルボードの堀部結里花、SUPの荒木朱里、パラサーフィンの伊藤建史郞など、多様なカテゴリーで世界の頂点に挑むヒーローたちが受賞しました。
五輪への道のりがスタート!2026年度強化指定選手発表
パーティーの席上では、2028年ロサンゼルス五輪を見据えた「2026年度強化指定選手」を発表。
ロス五輪への最初の切符がかかるのは、愛知県で開催される「2026アジア競技大会」。
この優勝者が最速で出場権を手にする。選考規定に基づき、男子は昨年のCTランキング7位の五十嵐カノアが代表となる見込みです。
また、国枠獲得がかかる重要な一戦「ISAワールドサーフィンゲームス(WSG)」に向けた代表争いも熱を帯びる。
2026年度 強化指定選手
男子
シニア枠
五十嵐 カノア
コーナー・柄沢・オレアリー
稲葉 玲王
大原 洋人
西 慶司郎
加藤 翔平
伊東 李安琉
安室 丈
岩見 天獅
西 優司
渡邉 壱孔
佐藤 利希
大住 唯斗
小林 桂
小野 里弦
U-18 ジュニア枠
足立 海世
今福 カレン
杢谷 優人
髙井 汰朗
米山 珠波瑠
岡野 漣
佐藤 頼斗
強矢 凛太郎
石山 汰一
U-16 ジュニア枠
和氣 唯人
髙井 悠二朗
松野 太郎
強化育成枠
浦山 裡央
飯田 夕惺
伊波 洋介
林 虎ノ介
土屋 希仁
女子
シニア枠
都筑 有夢路
池田 美来
野中 美波
都築 虹帆
中塩 佳那
松岡 亜音
佐藤 李
髙橋 結奈
小田 唯鈴
松野 杏莉
U-18ジュニア枠
窪田 怜
草深 心虹
長崎 来海
髙橋 花音
U-16ジュニア枠
馬場 心
石井 有沙
石田 海夏
木津 優芽
強化育成枠
山本 璃々
宗政 優実
大江 こなみ
セレモニーのフィナーレ、武知副理事長は会場に集まった多くの仲間たちへ視線を送り、「本日ここにお集まりの皆様とのご縁が、次の時代を築く大きな力となりますことを心より願います」と言葉を紡ぎました。
共に手を取り合い、新たな波を創り出していこうという「共創」への強い想いが込められたメッセージに、会場は温かな拍手で包まれ、スピーチは締めくくられました。







