竹内予報士のウラナミ『台風15号・18号・19号を追いかけて』

竹内予報士

竹内予報士
大学時代に気象学を専攻し、気象予報士を取得。その後IT企業に十数年勤めた後、サーフレジェンドに加入。サーフィンと釣りとバックカントリースノーボードがライフスタイルです。 サーフィンはショートボード(歴20年ぐらい)、釣りは小学校時代のバス釣りから始まり今はオフショアでのルアー釣りが中心(真鯛、太刀魚、青物など)、バックカントリースノーボードは谷川岳や平標山、白馬、立山などで活動しています。

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台風18号・19号のうねりがヒットした千葉南

こんにちは。竹内です。

このウラナミを書いているのは10月中旬。
先日は台風22号・23号が関東の近くを通過し、スウェルアップしましたね!
そのときの様子はまた次回書きたいと思いますが、今回のウラナミは、9月上旬に通過した台風15号と、9月中旬に通過したダブル台風18号・19号でのサーフィンの様子です。

台風15号

台風15号は、南西諸島付近を北上してきた熱帯低気圧が九州の南海上で台風になり、そのまま太平洋沿岸を東北東進して関東の東海上へと抜けていきました。
近年よく見られる、熱帯低気圧が日本付近で急に台風になるパターンでした。

15号

台風が発生したのが日本近海で関東スレスレを通過していったので、湘南では南寄りのうねりはあまり上がりませんでしたが、台風が関東の東海上へと抜けた後に温帯低気圧として発達し、千葉~茨城方面でバックスウェルがヒットしました。

9月7日、茨城へバックスウェルを狙いに行ってきました。
サイズは頭~オーバーヘッドくらい。
南西風のオフショアで切れた波が程良くあり、今年No.1の波質でした。

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台風18号・19号

台風18号はフィリピンの東海上からバシー海峡(台湾とフィリピンの間)を通っていき、台風19号は日本の南東海上を北東進していきました。
最盛期には共に920hPa以下とかなり発達し、それぞれの台風からしっかりとしたグランドスウェルが入ってきました。

18号・19号

9月23日、ダブル台風のうねりがヒットした千葉南に行ってきました。

うねりの波源が2つあるのと、潮回りが大潮ということで、うねりの反応する場所が時間と共に変わるなかなか難しいコンディションでしたが、夕方に見つけたバンクは、ビーチブレイクながらも切れた波がマシンブレイクするスペシャルなコンディションでした。

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それでは、次回もよろしくお願いいたします。

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