2025年9月2日、フィジー・クラウドブレイクにて開催された「Lexus WSL Finals Fiji」で、2025年のワールドタイトルが決定しました。
男女それぞれの新たな王者が誕生し、サーフィン界に大きなインパクトを残しました。

男子王者:ヤゴ・ドラが初の世界タイトル奪取
ブラジル出身のヤゴ・ドラ選手が、グリフィン・コラピント選手を相手に熾烈なファイナルで勝利し、見事自身初のワールドタイトルを獲得しました。
早いタイミングで登場した7.33と、勝負を決定づけた8.33というハイポイントが勝因となり、スタイリッシュかつアグレッシブなサーフィンを武器に鮮烈な王者の座につきました。
女子王者:モリー・ピックラムが栄光の座へ
女子では、オーストラリアのモリー・ピックラム選手がキャロライン・マークス選手との戦いを制し、ワールドタイトルを獲得しました。
1ヒート目ではマークスに敗れましたが、続く2ヒート目で15.83、3ヒート目で16.93という驚異のスコアを叩き出し、逆転Vの偉業を成し遂げました。
この勝利で、彼女はステファニー・ギルモアやレイン・ビーチリーらに続く、オーストラリアのサーフィン界のスターとなりました。
WSLファイナルの構造と注目ポイント
2025年のWSLファイナルは、1日で世界チャンピオンを決定する“シングルデー形式”で、男女それぞれファイナル5からトーナメントがスタート。
ランキングごとにワンオンワンで勝ち抜いていき、最後はランキングトップとの対戦という形でのフォーマット。
来期からはまた新しいフォーマットとなる。
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