【初心者必見】波伝説はカンタン!5分でわかる波チェック入門

ayana

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福島県いわき市出身、湘南エリアの海と人と街に惹かれ引っ越してきました! サーフィン、シュノーケリング、マリンアクアリウム、たまにウェイクボードや釣りなど、海や水に関わるものが大好きです! 海や周りの方々に感謝しつつ、この街を満喫しながら、湘南一白いサーファーを目指します!

ビギナー向け

こんにちは!
サーフレジェンドayanaです。

今回はサーフィン初心者の私が、波伝説で17年間レポーターを務めるプロサーファー・純子先輩から教わった、「波伝説を使って波を読む方法」をご紹介します!
SASUKE先輩 (1)

純子さん!少し先のTripの予定はどうやって立ててますか?

まずは、行きたいポイントの風をチェック!
風を見るにはここ▽

\\ 「今後の波と予報」をcheck //
2通りあって、2日半の予報が出るの。

この2通りの風が同じような予想だと、予報があたることが多いんだけど、真逆が出る時もあるのね。

Tip!

今見てるのは宮崎のポイント。
風を見てみると、途中から北西 → 南東になってるよね。

宮崎でこの風予報の場合は、朝だけ北西風で、これはオフショア。

午後から南東だから、サイドオンショアになる。

Tip!のコピー

うねりを見ると、東南東で0.6mくらい。

どちらも同じくらいで、大きくはないよね。

Tip!波

でも、コンパクト系でも波の形がよかったり、楽しいときもあるよ!

だからもしこの日に宮崎のこのポイントにトリップ行くなら、早めの1ラウンドを狙おっか。

風が入っても3mとかならビュービューにはならないから、午後も少しできる感じかな!

オンショアで風が10mとかだとジャンクになっちゃうから、トリップ前日まで要チェックだね!


\\ 「潮見表」をcheck //
絶対見るのが潮回り。
潮回りで、もう全然変わってくる。

特に台風や低気圧が近かったり、大潮とかだと影響が大きくなるよね。
2~3サイズ変わることもあるよ。

満潮時モモコシくらいしかなくても、引き潮でこの辺(下記図面☆)くらいになるとコシハラ~ムネくらいになることもあるし。
ただ、干潮まで引いちゃうと、もう波がペラペラで逆にサイズが下がる。

Tip!波のコピー

地形にもよるけどね!

ということで、次は…

\\ 「地形」をcheck //
これまでは波や風、予報が出て目や肌で感じやすい部分だったけど、目に見えない地形を把握することも大事。

潮が引いているときが良い場所もあるし、ちょっと上げてる方が良い場所もある。

湘南は、定期的に地形レポ―トを配信しているから、チェックしてみてね!

2025年5月時点の湘南地形レポートはこちら▽
https://www.namidensetsu.com/news/rikuto/575736

ホームポイント以外の地域は、現地の誰かから情報得る努力も必要かな~。

例えば湘南で、今日はどのポイントに行こうかな~と迷ったときはどうしてますか?

大体はさっきのTripの時と同じかな。
風を見るときは、リアルタイムをみてるよ!

\\ 「リアルタイム風予報」をcheck //
リアル

これ見て!風速10m以上だと結構強く吹いちゃうから。
今日は朝だけ弱かったでしょ?

波チェックで移動している私たちだったら、10mくらいは余裕だけどね!


\\ 「沿岸の風と波」をcheck //
ここでは、風向きや強さを見るよ!
今日の湘南はオンショア強かったね~

風の強さを色で、向きを矢印で表現してるから、パッと見てわかりやすい。

Tip!リアルのコピー


\\ 「天気図」をcheck //
天気図見ても予想できる!

これはオンショアになる、とか。
明日風弱まるけどサイズも下がっちゃう、とか。

天気図を見て分かるようになったら一人前かな!
まずは、風と潮回りから覚えていってステップアップしよう♪
Tip!リアルのコピー


あとは湘南であれば、例えば南西風が強いときは由比ガ浜、パーク、大磯がねらい目。
その3か所を目指しておくかな。

そしてスーパーライブの映像を見て、他の場所で人が多かったら由比ガ浜かな~とか、その時によっていろんな判断要素があるよね。

波伝説 休憩室での小話

今回は、波伝説休憩室で休憩中の純子先輩のもとへお邪魔しました!

『地形に合った潮回りを見る』という一言から始まった会話に、経理のaya先輩、レポーターのSASUKE先輩、ちらっとレポーターのG◎Da先輩も参加。

私「地形が良いから波が良い~は、初心者には難しいんですよね…」

SASUKE先輩「波見たらわかりますよね?地形が良いときと悪いときはわかりますよね?」

純子先輩「乗ってる人がいればわかるかな?三角形の波を探せばいいよ~」

aya先輩「三角波を探すことはできるけど、その時の海の中の地形が想像できないんですよ~」

純子先輩「割れ方を見ればいいの。バン!と割れるダンパーなのか、たらたら割れるかを見ればいい。三角波でたらたらきれいに割れていたら、最初はそれが地形が良いって判断すればいいから。」

私&aya先輩「なるほど~~!」

G◎Da先輩「ayanaさん、サーフィンするんですね~笑」

SASUKE先輩
先輩方に笑われつつも、とても勉強になった良い時間でした。

純子先輩のプチ情報

◇割れやすい場所は浅くなっているけど、浅すぎてもよくない
沖から岸にかけて徐々に浅くなりつつ、特定の場所に「ちょっとした掘れ」がある地形が◎

◇ブイや杭が入ると、砂がたまる
・辻堂から湘洋中の方は、ブイが入るとブイに砂がつくから、毎年レギュラーがよくなる傾向がある。
・鵠沼は夏の白杭で地形が変わる。

砂が付くとは何か?
波や風で、砂がブイや杭付近に溜まるということ。

リーフは砂がないから動かなくて、ほぼ地形が変わらないよね。
鎌高前とかがそう。

でも砂は動いちゃうから、常に地形が変化するよ。


◇カレント
風浪とか風が強い日は流れが強くなるから気を付けて!
風がなくてうねりだけでもカレントはあるから油断しないでね。

テトラの近くとか、めちゃくちゃもってかれるから、私でも怖い。
湘南でいう、パークのTバーのところもそう。

サーフィンは楽しいけど、怖いこともある。

だからこそ、波伝説で風や波を読んで、自分のレベルに合ったコンディションで入ろうね!
この夏も、たくさん海に入って、たのしくサーフィンしましょう!

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