『サメとの遭遇を防ぐには』たっちーのウラナミ

WSL Kirstin SCholtz

WSL / Photo by Kirstin SCholtz

2015年7月に南アフリカで行われたサーフィン大会「J-Bay Open」で、オーストラリア出身のプロサーファー、ミック・ファニング選手がサメに襲われるという事件は記憶に新しいでしょう。

そして同じく2015年の夏、お盆の頃に茨城から神奈川までの広範囲ででもサメの目撃により海水浴場が遊泳禁止となりました。

目撃されたハンマーヘッドは、ダイビングツアーもあるほど危険度は低いとされていますが、人喰いザメとして危険種に指定されていることは事実のようです。(一般的に)

ハンマーヘッドはもともと駿河湾に生息していますが、地球温暖化による暖流の影響や、餌となる魚の漁場などの影響もあり、今後も日本近辺でより見かけやすくなると言われています。

サメに遭遇しない、狙われないために注意する事をまとめてみました。

・サメが多く出没するスポットとして知られている海には入らない
・夜明け、夕方、夜間の遊泳を避ける(一部のサメが狩りをする時間)
・怪我をしている時に海に入らない(血の匂いで寄ってくる)
・魚をモリで突かない(血の匂いで寄ってくる)
・泳ぎながら飲食をしない(ゴミや食べかすで寄ってくる)
・海のなかでおしっこをしない
・海でバタバタしすぎない(弱っている生き物がいると思って寄ってくる)
・単独で泳がない
・金属類や光を反射するものは避ける(魚のウロコと間違えて寄ってくる)
・Sharkbanzなどのサメ避けを身につける(万能ではありません)

多くはサメに限った注意事項ではないですが…。

ちなみに襲われた場合の対応もまとめてみましたが。
・目、鼻あるいはエラにむかってパンチ
・指を目の中に入れる
・パニックを起こさない

それでは安全に楽しい夏をお楽しみください。

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