そのネット接続…|たっちーのウラナミ

ホテルの宿泊者を狙った「Darkhotel」というサイバー攻撃が存在します。
2014年11月にセキュリティー企業から発表されましたが、少なくとも4年前から活動しているそうです。
ホテルのネットワークに侵入して、宿泊者がホテルのWi-Fiに接続するのを待ちます。そして宿泊者がネットの利用を開始するとAdobe Flash や Toolbar, Messenger などのアップデートに見せかけて、攻撃のバックドアのインストールが求められます。
そして標的の地位や人物を選別し、さらに高度なツールをダウンロードさせるかどうかを判断します。デジタル署名された巧妙なキーロガーが含まれるほか、Firefox、Chrome、Internet Explorerといったブラウザーに保存されているパスワードやTwitter、Facebook、Yahoo!、Googleなどのログイン情報をはじめとした個人情報を窃取するとのこと。
最近では公共のWi-FiやホテルのWi-Fiは当たり前になっているので気をつけたほうがいいですね。

 

・公共のWi-Fiやそれに準ずるものにアクセスする際は、信頼できるVPN接続を使用する
・旅先でのソフトウェア更新には常に警戒し、インストール時には適切なベンダーが保障したインストーラーであることを確認する
・質の高いインターネットセキュリティソフトウェアを選び、基本的なアンチウイルス保護だけでなく、新たな脅威に事前に対処できる製品をインストールする

出典:カスペルスキー

高級ホテルに宿泊する企業のエグゼクティブ、研究開発部門や部門の責任者をターゲットとして、企業の機密情報を盗んでいるらしいです。
エグゼクティブな方は十分ご注意ください。
地位の低い私たちでも踏み台にされる可能性はあるので、やはり注意は必要です。

最近の記事

関連する記事