ミック・ファニングがハワイで初優勝。CTへクオリファイするトップ10のQSサーファー決定

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2015年12月3日木曜日:サンセット・ビーチ、ノースショア、オアフ ―VANSトリプルクラウン第2戦「VANSワールド・カップ・オブ・サーフィン」は大会最終日。ノースショアのヘビーなコンディションで、ファイナルデイを迎えたVANSワールド・カップは、ミック・ファニング(AUS)のハワイでの初優勝というドラマチックなエンディングで幕を閉じた。

 

波は、一日を通してオフショア・ウインドによってクリーンナップされた、ダブルからトリプル・オーバーヘッドのエクセレント・コンディション。ファニングはその35分のヒートで乗った波は3本のみで、15.20のヒートスコアをマークした。

 

残り時間10分あまり、 その時ファニングは4位を強いられていた。しかし、スタンディング・バレルからの大きな弧を描くラッピング・カットバックで、ニアパーフェクトの9.87をスコア。一気にトップに躍り出て、勝利を手に入れた。

 

 

ファニング IMAGE CREDIT: WSL / Masurel

 

「際どい事は何度もあって、ファイナルを2度戦ったが、一度も優勝はなかった。」と、ファニングが言った。「サンセットでの優勝は本当に誇りに思います。凄くタフなイベントで、全員がクレイジーだった。優勝出来て本当に最高ですよ。」

 

世界で最もチャレンジングなラインナップで、4ヒート通算2時間以上のマラソンデイをサーフしたファニングだったが、信じられないほど洗練されたスタイルで、全く疲労を感じさせなかった。

 

「素晴らしい一日で、波はずっと最高でした。」と、ファニングが言った。「パーフェクトなサンセットで、たった4名だけでパドルアウトできるなんて。我々は、なんてラッキーなんだろう。今は本当に疲れていますが、大喜びです。」

 

ジュリアン・ウイルソン IMAGE CREDIT: WSL / Masurel

 

もう一人のワールド・タイトル・ライバルである、ジュリアン・ウィルソン。イベントを通してお手本通りのパフォーマンスを見せ、最終的に第2位となった。昨年、VANSトリプルクラウン・タイトルを獲得、今シーズンはワールド・タイトルを得るために戦っている。

 

「トリプル・クラウンは、ワールド・タイトルの次に大きいものです。」と、ウィルソンが言った。「僕がタイトル・レースから外れているならば、僕は100パーセントそれに向かい戦ったと思います。今はワールド・タイトルが自分のフォーカスです」

 

 

バレルで大逆転したファニング IMAGE CREDIT: WSL / Masurel

ジョン・ジョン・フローレンス IMAGE CREDIT: WSL / Masurel

 

今回3位となった2度のVANSトリプルクラウン・チャンピオンのジョン・ジョン・フローレンスは、ハワイのQSリージョナル・チャンピオンとなった。またクオーターファイナルのインプレッシブ・パフォーマンスで、イベントのハイエスト・ヒート・トータル18.63をスコア。ハワイアン・エアライン『’Best-In-Class』をリードをする。

 


ファイナル唯一のグーフィー・フッターだったマット・ ウィルキンソンは4位でフィニッシュ。

QS10000へのシード権を得たウオルシュ IMAGE CREDIT: WSL / Kirstin

 

また、イアン・ウォルシュ(マウイ)は、リージョナルQSサーファーのトップとなり、5,000ドルのVANSトラベル・アワードを獲得。これにより来年のQS10,000のシードを獲得した。

 

 

ジャック・ロビンソン(AUS)IMAGE CREDIT: WSL / Masurel

 

17才のジャック・ロビンソン(AUS)は、ハレイワとサンセットでのインプレッシブ・パフォーマンスで、JNオートモーティブVANSトリプルクラウン新人王タイトルを獲得。

 

 

2016WSLサムスン・ギャラクシー・チャンピオンシップ・ツアーへクオリファイするトップ10のQSサーファー決定

 

CTへクオリファイしたジャック・フリーストーン IMAGE CREDIT: WSL / Masurel

また2015年のクオリファイング・シリーズ最終戦となった今大会は、コナー・コフィン(USA)をはじめ、2016年のチャンピオンシップ・ツアーの出場枠に入る選手が決定となった。

 

クオリファイ・シリーズからは、以下のトップ10サーファーが、2016年の チャンピオンシップ・ツアーが保証される:カ イオ・イベリ(BRA)、ジャック・フリーストーン(AUS)、コロヘ・アンディーノ(USA)、ミゲール・プポ(BRA)、アレホ・ムニーツ (BRA)、カノア五十嵐(USA)、アレックス・リベイロ(BRA)、コナー・コフィン(USA)、デイヴィ・キャスルズ(AUS)、ライアン・キャリ ナン(AUS)。

 

このうちアンディーノやプポが、来週のCT最終戦ビラボン・パイプ・マスターズでCTイベントを通してリクオリファイするならば、QSスポットはスチュアート・ケネディ(AUS)とダスティー・ペイン(HAW)に与えられる。

 

VANSトリプルクラウンのタイトル争いは混戦状態。ハレイワで優勝したオーストラリアン・ウエイド・カーマイケルのリードは僅かで、ガブリエル・メディーナ(BRA)とダスティー・ペインがそれを追いかける。

 

 

いよいよ戦いの舞台は最終決戦のパイプラインへ。


 

今シーズンのプロサーフィンもいよいよ大詰め。今年のWSL-CT最終戦「ビラボ ン・パイプ・マスターズ」は、ワールド・タイトル争いがトップ 6の選手によって争われる。この6名にはワールドタイトルの可能性があり、今世紀最大のワールドタイトル争いに加え、ノースショアローカル・パイプライン・スペシャリスト達の活躍も目が離せない。

 

ミック・ファニング(AUS)、フリーペ・トリード(BRA)、エイドリアーノ・デ・スーザ (BRA)、ガブリエル・メディーナ(BRA)、オーウェン・ライト(AUS)、ジュリアン・ウィルソン(AUS)。このなかで最後に笑うのは誰なのか。

 

2015WSLチャンピオンを決定するWSL-CT最終戦「ビラボン・パ イプ・マスターズ」は、日本時間の12月9日から12月21日までの期間中、最も波のコンデイションの良い4日間で開催。そして、今年もパイプ・マスターズの日本語放送が決定している

 

予報ではクイックスタートなる可能性が高まっているようで、12月8日のウエイティング期間開始早々に戦いの火蓋が切って落とされそうだ。

 

 

 

ファイナリスト IMAGE CREDIT: WSL / Kirstin

 

トリプルクラウン第2戦「VANSワールド・カップ・オブ・サーフィン」

優勝:ミック・ファニング(AUS) 15.20p
第2位:ジュリアン・ウィルソン(AUS)12.57p
第3位:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)12.00p
第4位:マット・ウィルキンソン(AUS)10.20p

 

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オフィシャルサイトではヒートアナライザーでヒート毎に再生可能なので要チェック。

http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mqs/1316/vans-world-cup

http://www.vanstriplecrownofsurfing.com/vansworldcupofsurfing2015

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