ハワイ州観光局では、ハワイ語を通じてハワイの文化や価値観の理解を深めてもらうことを目的として、日めくりカレンダー「ハワイ語の格言 ʻŌLELO NOʻEAU」を製作しました。

「ハワイ語の格言 ʻŌLELO NOʻEAU」は、ハワイの美しい風景写真と、ハワイの人々に馴染みのある31の心温まる言葉や自然と共生するハワイらしい格言を集めました。

旅行者の体験をより多様で豊かなものにするために「マラマハワイ〜地球にやさしい旅を〜」をスローガンにレスポンシブル・ツーリズムを推進するハワイ州観光局としてハワイ語のことわざや格言を通して、古代ハワイアンから継承する教えやハワイの人々を支える考え方を深く知ることに繋がると考えています。


ハワイ州は、英語とハワイ語を公用語に指定しています。現在、ハワイ語はUNESCO（ユネスコ）の「Atlas of the World’s Languages in Danger（消滅の危機にある世界の言語地図）」に分類されています。

1970年代にハワイで起きたハワイ文化復興運動（ハワイアンルネッサンス）以降、ハワイ語とハワイ文化は大きな復興を遂げました。

アメリカ国勢調査が2015年に発表したデータによると、ハワイ語に堪能な総人口約27,000人のうち、ハワイ語を主言語に暮らすネイティブスピーカーの数は、4000人にまで増加しています。ひとつの言葉にいくつもの意味を持つハワイ語は、ハワイの伝統的で美しい文化を構成している大切な一部です。

ハワイ州観光局はハワイ語の復興を支援し、ハワイ語を通してハワイの文化やアイデンティティを守り、持続可能な観光の実現を目指しています。