海の安全運動夏の事故ゼロキャンペーン|第三管区海上保安本部

(広報)リーフレット

事故が多い季節がやってくる。夏の海に気をつけて!〜「夏の事故ゼロキャンペーン」が実施〜

夏休みを中心として、夏季には各種マリンレジャー活動が活発化し、小型船舶の海難に加え、遊泳、SUP、ミニボート等の各種ウォーターアクティビティの事故が多発することから第三管区海上保安本部では、マリンレジャーを安全に楽しんでもらうため、マリンレジャーが活発となる期間(7月16日(金)~8月31日(火))を「海の安全運動夏の事故ゼロキャンペーン」とし、下記を重点事項として広く事故防止を呼びかけます。



船舶の事故ゼロを目指して

●専門業者による定期的なメンテナンス
●常時見張りの徹底
●発航前の点検
●無理のない航海計画の策定
●最新情報の気象・海象情報の入手
●故障に備え、救助支援者の確保



海浜事故ゼロを目指して

●海水浴場内で遊泳する
●飲酒後の遊泳は厳に慎む
●釣り・スノーケルをするときはライフジャケットの常時着用
●立入禁止場所へ侵入しない


近年の事故の傾向(過去4年)

・船舶及び人身事故ともに、8月が最も多く7月から増加傾向
・船舶事故は、プレジャーボートの事故が最も多く、その57%が運航不能
・人身事故は、遊泳中の事故が最も多く、その52%が溺水



事故防止のための注意点

【プレジャーボートの事故】
・運航不能の原因は点検不足です。エンジン・バッテリーや船体の点検を行ってから出港しましょう
・衝突を防止するため航行時は常時見張りを徹底しましょう

【遊泳中の事故】
・今年は、海水浴場が開設される場所と不開設となる場所があるため、事前に開設状況を確認しましょう
・ライフセーバー等の監視員がいる海水浴場を利用しましょう
・遊泳区域以外で泳ぐと水上バイク等と接触する恐れがあります
・離岸流に乗ってしまったら慌てずに横(海岸と平行)に泳ぎましょう


※「夏の事故ゼロキャンペーン」資料
(広報)夏の事故ゼロキャンペーンの実施



鎌倉の海岸のエリア規制について

また今年、鎌倉市の3海岸(由比ガ浜、材木座、腰越)では海水浴場が開設されませんが、訪れる方の安全確保のため、エリア分けがされます。
午前10時から午後4時の間はマリンスポーツ禁止エリアにフラッグが立っていますので、サーファー・ウィンドサーファーの方は、禁止エリアを避けていただき、小型船舶の操縦者の方には、近づかないように注意を呼びかけています。
(鎌倉市観光課 https://www.trip-kamakura.com/feature/12430.html
鎌倉海岸海難防止リーフレット


海の安全情報 
海上保安庁では Web サイト上で、事故防止の注意事項や、気象海象の現況等の提供を行っております。
「海の安全情報」で検索し、最新の情報をご確認下さい。

ウォーターセーフティガイド 
カヌー、SUP(スタンドアップパドル)、ミニボート、水上オートバイや釣りなどのウォーター
アクティビティについて、誰もが安全に安心して楽しむために知ってほしい情報をまとめた総合安全情報サイト「ウォーターセーフティガイド」が海上保安庁HPに開設されました。是非ご覧下さい。

海しる
「海洋状況表示システム」(海しる)は、“海の今を知るために“さまざまな海洋情報を集約し、地図上で重ね合わせ表示できる情報サービスです。
日本の周辺海域のみならず、衛星情報を含む広域の情報を掲載するとともに、気象・海象のようなリアルタイムの情報も掲載しています。

■東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
海の安全に係るお知らせ
東京港内においては、海域利用者による自主航行ルールが設定されています。
また、海難防止・海上警備へのご理解、ご協力をお願いいたします。
各競技の開催期間及び競技エリアの詳細についてはWebサイトで紹介しています。

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