Daiki Matsunaga @ Waimea Bay 2024/12/22 7:26am ( Eddie’s Morning )
本日のノース、Nでサイズアップして6〜8〜
が、風はNでドオンショアのストーミーコンディション。
更に昨日からの雨で赤土が海に流れ込みややブラウン化、、、
もちろんレキサスパイププロはオフコール(明日も)
オイラもレイデイなんでデスクワークと買い出し。
ここまでがほぼフルオンワークだったので、
最近は随分とのんびりさせてもらってる。
ノーシュートなので、本日のブログは、先月行われたエディの朝、
マツナガダイキ君がとらえたバックサイドプルインシークエンス(未公開)を
本人の解説付きでご紹介〜〜〜





Daiki Matsunaga
あの海に入ってみたい、あの波に乗ってみたい。
そんな純粋な気持ちや好奇心、生存本能の恐怖心、
いろんな気持ちが混じりながらもガンボードを持ちチャリで
弟のケンシン、ショウゴと共にワイメアへ向かいました。
道中はエディをみるために多くの人が真っ暗闇の中歩いていました。
6時20分ぐらいにワイメアに着き人混みの中をすり抜けビーチに出ると
既にシンペイさんとイサムの2人が準備を整え待機していました。
まだ辺りは暗くインサイドの様子しか見ることができませんでしたが、
いつもの川のような水の動きはなくシーンとしていて、
まさに嵐の前の静けさという感じでした。
7時には16ft20sになる急激なカミングアップ予報だったので、
この静かな海からは想像もつかないような大きい波がいきなり来るかもしれないという
底知れない恐怖感があり緊張しました。
いざ意を決して海に飛び込みパドルアウトすると
思いのほかすんなりとアウトに辿り着くことができ安堵しました。
波待ちをしてしばらくの間海の様子を観察をしていると予報までのサイズの波は来ずに
間隔も長かったため、海は穏やかでメロウな雰囲気でした。
大会が始まるまでの1時間の間で1本乗ることができれば良いなって思って波待ちをしました。
最初は大会が始まる直前まで待とうかと考えていましたが、
set間がかなり長く待っても来るかわからなかったため次に来た波を乗ることに決めました。
待ち始めて30分ぐらいすると何本か波が来るのが見え、
たまたま奥のピークに来た1本目の波をキャッチすることができました。
テイクオフを成功させボトムに降りフェイスを見た時に
バレルの可能性があると感じたので挑戦してみようと思いました。
少しこわい気持ちもあり緊張しながらもいつものように合わせようと
ボトムターンしてグラブレールをセットすると想像以上に波の巻き上げる力が強かったのと
ガンボードをコントロールすることが難しく体勢が崩れてしまいました。
飛び込むこともできずに「このままいったら絶対にやばい」と思いながらも
何もできず波に巻き上げられそのままリップとともに落下し、
爆発に巻き込まれたかのような衝撃をくらい揉まれました。
水面から顔を出すとボードは真っ二つで「やってしまった」とショックを受けました。
すぐにハワイアンウォーターパトロールのジェットが駆けつけ
インサイドまで連れていってくださいました。
ショアブレイクゾーンを少し泳ぎ、波に揉まれながら無事に海から上がることができ、
怪我なく戻れたことに感謝する気持ちと自然の偉大さを改めて感じたセッションでした。
ハワイ、ノースショアへの想い
あの海に入ってみたい、良い波に乗りたい、やりたいからやる、好きだからする。
という純粋な気持ちといつもたくさんの愛や学びにありがとうという感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも海、先人やローカルの方々に敬意を持ち
この貴重な経験に感謝して少しずつ心身ともに成長していきたいと思っています。
(マツナガダイキの手記より)
陸ではシャイではにかみ屋さんのダイキだが、海の中では大胆なチャージャーであり、
パイプ、オフザ等で魅せるプルインは今やワールドクラスのスキルを持っていると言える。
ダイキが毎回とらえる波は一言で言うとジャンボ、肉厚のナーリーカインドだ。
ノースショア・デビュー時から人とは違ったクレージーアタックを見続けてきたが、
最近では更に研ぎ澄まされたアプローチで、マッシブパイプやマックスオフザで
その存在感を見せつけてくれるサーファーに巣立っていった。
そんなハワイ好きのダイキも一ヶ月半の滞在を完遂し1月31日に帰国する。
お疲れ様でした〜〜〜

