サーフライダーファウンデーションジャパンが新体制を発表!

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2月17日(水)、パシフィコ横浜で開催された「INTERSTYLE(ボードカルチャー&ファッション展示会) February 2016」の会場で、サーフライダーファウンデーションジャパンの新体制発表会が行われました。

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サーフライダーファウンデーションは、カリフォルニアのサーファー達が自主的に始めた水質調査活動をきっかけに、1984年に発足した国際環境NGO。現在世界 23ヶ国で活動、約25万人のメンバーいます。日本では1993年からサーフライダーファウンデーションジャパン(SFJ)として活動を開始。2011年に一般社団法人となり、2015年10月に中川淳氏が新代表理事に就任し、このたびSFJの新体制が発足しました。

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新体制発表会では、多くの報道関係者、サーフィン業界関係者が集まる中、中川代表理事から「海を守るという行動は、私たちサーファーの使命。国や自治体と協働できる組織を目指し、新たな体制でスタートする。皆様の積極的な力添えをいただきたい」と挨拶がありました。

新体制では代表理事のもとに運営諮問委員会を新たに設立。学識経験者、サーフィン業界関係者、議員、芸術家など22名の多様な方々が諮問委員に就任し、新生SFJは公益性の高いオープンな組織に生まれ変わりました。発表会にも多くの諮問委員が出席し、「新SFJに期待している。是非協力していきたい」と、多くの賛同の声が寄せられました。

農林水産省のデータによると2014年の国内の漁業従事者数は17万3000人。波情報各社のアクティブユーザー数をまとめると常に波が気になるサーファー人口は約30万人。

中川代表理事は、「漁業従事者とは違った目線で、私たちサーファーも『海を守る』ことを真剣に考え行動していかなければいけない。もし、『常に波が気になるサーファー人口』約30万人のうち3人に1人がSFJのメンバーになってくれたら10万人になり、SFJは政府にも期待される組織になれる」と、今後メンバーを大幅に増やす目標を掲げました。

メンバー登録が無料になったことが新体制の大きな特徴の一つ。無料会員は2月20日から募集開始する予定です。さらに、ひとりでも多くの方が新生SFJを応援できるように、環境意識調査(アンケート)、クラウドファンディングでの寄附、SFJコラボ商品のショッピングによる寄附など、様々な支援方法が用意されています。法人は年間一口5万円の寄付か、募金箱などSFJの活動に必要な物品を無償提供することで、法人会員登録ができます。

新生SFJのホームページも刷新され、楽しいコラム記事の配信などコンテンツも充実しました。SFJポスターや水質調査報告書なども自由にダウンロード可能です。

SFJは市民の組織です。ひとりでも多くの方がメンバーになること、それが「海を守る」ことに繋がります。今後の新生SFJに注目し、活動を盛り上げてしていきましょう!

「そろそろ本気で考えよう、海を守るために」
一般社団法人サーフライダーファウンデーションジャパン
https://www.surfrider.jp

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