サーフィンに新たな選択肢が生まれるビッグニュースです。
2024年4月に報じられ、その後の動向が注目されていた滋賀県・琵琶湖のほとり、草津市烏丸半島にて、ついに日本最大級のウェーブプール施設の建設プロジェクトが始動しました。
2025年7月15日 草津市で正式契約へ
本プロジェクトは、公営競技運営や地域活性化事業などを手がける株式会社JPFが進めるもので、2025年7月15日に草津市役所にて土地売買予約契約の調印が行われる予定です。
対象地は、草津市土地開発公社が保有する烏丸半島中央部 約9ヘクタールのエリア。
同日には、草津市と株式会社JPFによる「まちづくり協定」も締結予定で、地域との連携を深めながら開発が進められることになります。
2028年度開業予定/採用技術は「Wavegarden Cove」
施設は、2028年度の開業を目指し、世界トップレベルの造波技術「Wavegarden Cove」を採用。
スキルレベルに応じた波が再現できるこの技術により、初心者からプロまで幅広い層が楽しめる環境が整備されます。
サーフィンを核とした新しい複合型施設として、サーファーはもちろん、ファミリー層や観光客、地域住民も楽しめる空間を目指すとのことです。
地域とともに、サーフカルチャーの発信拠点へ
株式会社JPFは、1949年創業の老舗企業。競輪・ボートレースの判定技術やシステム開発、イベント運営、地域振興などを手がけ、近年はスポーツ振興とまちづくりを両輪に事業展開を加速させています。
今回のウェーブプール事業も、その延長線上にある取り組みであり、地域とともにサーフカルチャーの新たな発信拠点を作り上げていくことが期待されます。
今後の情報発信にも注目
株式会社JPFでは、今後プロジェクトの詳細や進捗状況の発信、クラウドファンディングによる支援者募集なども予定しているとのこと。
“内陸型サーフタウン”の可能性を広げるこの構想、全国のサーファーにも注目してほしいプロジェクトです。