プロサーファー前田マヒナが引退を発表 ―波伝説ライダーとしても活躍、今後は映画制作の世界へ―
東京五輪にも出場した日本代表のプロサーファー、前田マヒナさんが、自身のSNSを通じてプロキャリアからの引退を発表しました。幼少期からハワイ・ノースショアで育ち、世界の舞台で戦ってきた彼女の引退に、サーフィン界には驚きと惜しむ声が広がっている。
前田さんはジュニア時代から注目を集め、World Surf League(WSL)では長年にわたり世界の強豪と競り合ってきた。2021年には東京2020オリンピックの女子ショートボード日本代表として出場し、9位という好成績を収めた。

また、「波伝説」のライダーとしても活動し、多くのファンに日本の波の魅力や、自身のサーフィンスタイルを発信。競技の枠を超えた存在として、多くのサーファーに影響を与え続けてきた。

引退の理由について前田さんは、「この約1年間、自分なりにいろいろと考えた結果、新たな情熱を見つけることができた。」とコメント。その“新たな情熱”とは、映画制作の世界だという。サーフィンを通じて得た感性を活かし、今後はクリエイティブなフィールドでの活躍を目指すという。
彼女の次なるステージに、サーフィン界のみならず、多くの人々から期待とエールが寄せられている。
前田マヒナ引退発表全文 Instagram
いつも応援してくださった皆様へ
私が最後に参加した大会2024年2月から今日までのこの約一年間、自分なりに色々と考えた結果、この度プロサーフィンキャリアからの引退を決意しました。
この決断に至るまでの一年間、これが正しい決断なのかどうかと迷い続ける日々を過ごしてきました。
でも今次の人生のステップとして映画制作の世界で新しい情熱を見つけることができました。
日本を私の国旗として選んで以来、皆さんに今までたくさんのサポートをして頂いた事とても感謝しています。
これまでずっと応援し、支えてくださった皆さん本当にありがとうございました。
またどこかの海でお会いしたら一緒にサーフィンしましょう。
Aloha from Mahina
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