S.LEAGUE第2戦多々戸浜にてパラサーフィン体験会が実施されました

SAWAKAMI IZU SHIMODA PRO

S.LEAGUE第2戦が2024年10月17日(木)~10月20日(日)伊豆多々戸浜で開催されました。

ショートボード第2戦 SHORTBOARD #2
マスターズ第2戦 MASTER’S #2
さわかみ伊豆下田プロ
SAWAKAMI IZU SHIMODA PRO

大会にあわせてパラサーフィン体験会・デモンストレーションが開催され、障害を持った子供たち、そしてアダプティブサーファーである波伝説アンバサダーの勝倉直道選手をはじめ、伊藤建史郎選手と藤原智貴選手がパラサーフィンのデモンストレーションを行いました。

勝倉直道選手

勝倉直道選手

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伊藤建史郎選手

伊藤建史郎選手

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藤原智貴選手とピッチャーの佐藤稜馬氏

藤原智貴選手とピッチャーの佐藤稜馬氏

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S.LEAGUEの中継に合わせて実施されたので、初めてパラサーフィンという競技を目にされた方も多かったのではないでしょうか?

パラサーフィンの場合は障害の度合いによりカテゴリーが分かれております。

藤原智貴選手はプローン2(腹ばいの姿勢で波に乗り、パドリングやボードへの安全な乗り込みに補助が必要なサーファー。)というクラスとなり、腹ばいで波に乗るタイプ。沖に連れ出し波へと押し出すピッチャーとインサイドで受け止め再びアウトへ連れ出すキャッチーのセットとなります。

勝倉直道選手は先日のハンティントンでの試合に優勝し、2024年ワールドツアー・チャンピオンの称号を獲得!

パラリンピックの追加種目として検討されるなど今後が注目される競技となっています。

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デモンストレーションの後には子供たちの体験会が実施され、プロサーファーが集結し、彼らをサポートし、盛り上げ、彼らと一緒にサーフィンを楽しみました。

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高橋健人プロコメント

「天気も良く、試合のスケジュールの中で、若い選手たちも一丸となってサポートしてくれて、参加者の皆さんの笑顔を見ることができたのが、とても嬉しかったです。素晴らしい企画だったと思います。

サーフィンがオリンピック種目に選ばれ、競技としてもますます盛り上がりを見せているので、もっと多くの方々にサーフィンの魅力を体験してもらいたいと思います。こういったイベントは、今後もぜひ積極的に続けていってほしいですね。」

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宮坂麻衣子プロコメント

「皆さんが楽しんでいる様子がこちらにも伝わってきて、私自身もとても楽しい時間を過ごせました。

今後もぜひこういったイベントに参加したいと思っています。この楽しさをもっと多くの人に知ってもらいたいですね。ありがとうございました。」

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勝倉直道選手コメント

「サーフィンの楽しさをもっともっと広げて、全世界の人々に伝えていきたいです。特に、S.LEAGUEの中でパラサーファーの時間があったことは本当に素晴らしいと思いました。こういった機会に、より多くの方々に見て、感じてもらうことが大切だと思います。

この輪がさらに広がっていくことを心から願っています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。」

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大野修聖チェアマンコメント

「本当に素晴らしいですね。ちょうど今、波に乗った瞬間を見ていたんですが、子供たちが跳びはねて喜んで、ハイタッチしている姿を見て、改めて海の力の偉大さを感じました。

今後もS.LEAGUEの中にパラ競技が加わったり、体験会が行われたりする機会があると良いですね。特に下田での開催はとても素晴らしいと思います。安心感があり、下田ならではの魅力もあります。

以前の白浜での体験会からもう5年が経ちますが、こういった企画を今後もぜひ続けていきたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。」

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参加者の保護者の方のコメント

「南伊豆から参加しました。伊豆でのイベントは今回が初めてです。サーフィンは以前に2回ほど体験したことがありますが、こういったスポーツは、子供がやっている姿を応援するのが大好きなんです。それこそ、障害があってもいろんなことに挑戦させたいと思っていて、サーフィンなんて普通の健常者でもなかなかできないことなのに、障害を持った子供がサーフィンをする姿を見ると、本当に感動します。

私自身はサーフィンをやらないんですが、他のスポーツもいろいろと挑戦させてきました。例えば乗馬やカヌーもやらせました。いろんな場所に行って、富士や千葉にも行きました。

うちの子は脳性麻痺なんですが、脳性麻痺といってもいろいろなタイプがあって、歩ける子もいれば、もっと重度の子もいます。障害の度合いによってできることは違いますが、子供が『俺、できるよ!』と言ってくれるので、その言葉を信じて、これからもどんどん挑戦させたいと思っています。」

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子供たちが本当に楽しんでいる笑顔が印象的で、『まだまだやる!』というエネルギーにあふれた姿に、とても感動しました。

プロサーファーの皆さんも一緒になって盛り上げてくださり、サーフィンの底力を感じることができました。

今後も、海やサーフィンの素晴らしさを伝えるために、引き続きこういったイベントを企画していただけたら嬉しいです。

レポーター:Wanda

S.League WEB SITE (OFFICIAL)

https://sleague.jp/

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