令和4年10月28日（金)～10月31日（月）に東京五輪女子サーフィン競技金メダリストのカリッサ・ムーア選手が設立した「ムーア・アロハ財団」と「USAサーフィン」が下田に来訪し、オリンピック・レガシーの創出とグローカルCITYプロジェクト推進のために、主に下田中学校生徒との交流が実現しました。

来訪中は、今年の4月に全国で2番目となる下田中学校サーフィン部を中心とした生徒とのトレーニングキャンプによる交流を実施。

写真：水口知己氏

ムーア・アロハ財団のトレーニングキャンプは日本で初めて実施され、ヨガでの呼吸法や栄養学、英語のレッスンなどを始め、サーフィンセッションや清掃活動等の社会奉仕教育が行われました。

写真：水口知己氏

また、今回のプロジェクトには下田出身の大野修聖プロにもご協力を頂きました。

写真：水口知己氏

最終日のトレーニングキャンプの振り返りフリートークでは、カリッサ選手からは、下田の波の特徴や波の読み方の理解をすることを、カイ選手とウォーレン氏からは継続することの大切さを学びました。

クリストファー氏からは、積極的に質問をすること、トライすること、また、サーフィンへの思いを持ち、両親にやりたい気持ちを伝えサポートしてもらうことを、生徒だけでなく保護者の方にも伝えていただきました。

最後にカリッサ選手は「この2日間本当に楽しかった。こちらも学ぶことが多く、子供たちからアロハスピリット（ALOHAの精神）を感じた。来年はみなさんとハワイで会えることを願っている。」とコメントしました。

写真：水口知己氏

　下田市滞在の最終日は、市長のもとへ表敬訪問し、このキャンプの成果と来年以降も子供たちとの交流を続けていきたいとお話しいただき、その後は市内を散策し、午後より牧之原市へと移動しました。

11月3日(木)には、ムーア・アロハ財団が訪問している牧之原市に下田中学校生徒が合流し、WAVESTADIUMで相良高校の生徒と一緒にサーフィン体験を実施する予定です。

写真：水口知己氏

来訪者

カリッサ・ムーア（ムーア・アロハ財団、2020東京五輪金メダリスト）
カイ・クシュナー（USAサーフィン代表選手）　
クリストファー・ムーア（カリッサ選手の実父でコーチ）
ウォーレン・クシュナー（カイ選手の実父で元プロサーファー）
ジョン・オオモリ（コーディネータ、USOPC元日本代表駐在員、アサミグローバル(株)）

場所

下田市敷根プール屋内温水プール、白浜大浜海岸　等