【QS5,000】ラムジー・ブキアムが勝利!

unnamed

Oi Hang Loose Proのファイナリスト(左から) ジャドソン・アンドレ (ブラジル)、ウィゴリー・ダンタス (ブラジル)、ラムジー・ブキアム(モロッコ)、ウエズリー・ダンタス(ブラジル)/WSL / Daniel Smorigo

 

2月16日ブラジル、フェルナンド・デ・ノローニャ島カシンバ・ド・パードレ

ラムジー・ブキアムは、14.40対11.23のスコアでウエズリー・ダンタスを決勝で破り、WSL QS5,000 Oi Hang Loose Pro Contest pres. by Eletron Energyを制した。
モロッカンのブキアムは、予選ラウンドからファイナルデイを通して好調な演技をみせ、セミファイナルでは昨年勝者のジャドソン・アンドレを破る大金星を納めた。今回の優勝でブキアムはQSランキングを2位に上げた。今月上旬に行われたボルコムパイププロで優勝したウィゴリー・ダンタスは、今回も準決勝まで進み、現在QSランキング1位となっている。

「ウェズリーとジャドソンは最強に手強い選手ですが、自分自身のサーフィンができることと力強いターンを行うことに集中しました。ベストな波を選んで相手よりも高いスコアを出すことができました。」
ブキアムは、今シーズンのキャリアアップについても加えた。

「シーズン始めのQS5,000で優勝できたことはCT入りへの弾みになり、今年は最大限の努力を行うつもりです。QSは長い間回ってきて、昨年の失敗もわかっています。そして自分に何が必要かも分かっています。もちろんいつも自分の思い通りに行かないことも知っています。これらの経験はCTにもつながるし、オリンピックにもつながります。自分には最高のコーチがいて、正しい方向に導いてくれていると思います。」

unnamed (3) unnamed (2)
ラムジー・ブキアムのアクション/WSL / Daniel Smorigo

ラムジー・ブキアムのアクション/WSL / Daniel Smorigo

準優勝のウェスリー・ダンタスは、カシンバ・ド・パードレにて、チューブライド、パワフルカーブとひねりを入れたエアーが印象的だった。
兄のウィゴリーを準決勝で破り、4,000ポイントを獲得した。

「良い波を見つけられずファイナルだけは負けてしまいましたが、サーフィンは調子が良かったので気分は良いです。神様が与えてくれた結果なので、この準優勝は最高のスタートになり、次のオーストラリアへの自信がつきました。ランキングのことは意識していません。一年を通して大きく変動し、ハワイのサンセット戦が終わった後に明らかな順位が見えてくるからです。今年はチャレンジャーシリーズがあります。ここでのサーフィンは好調だったので、今シーズンは本当に楽しみです。」

バレルに包まれるウェズリー

バレルに包まれるウェズリー

第3位のウィゴリー・ダンタス/WSL / Daniel Smorigo

第3位のウィゴリー・ダンタス/WSL / Daniel Smorigo

バレルに包まれるウェズリー/WSL / Daniel Smorigo

 

昨年優勝のジャドソン・アンドレ/WSL / Daniel Smorigo

昨年優勝のジャドソン・アンドレ/WSL / Daniel Smorigo

最近の記事

関連する記事