Photo by WSL / STEVE SHERMAN
日本時間の8月7日(月)の早朝、カリフォルニア・ハンティントンビーチにて行われていたWSL QS Men’s「Vans US Open of Surfing」が終了した。
今大会は、来年のCTツアー入りする条件であるQSランキングトップ10に入るための非常に重要な数少ない#10,000のグレードであり、また、サーフィンコンテストで最大規模と言われ、最も注目される大会でもある。
優勝は、ここハンティントンビーチをホームグランドとするカノア・五十嵐!!
先日にジェフェリーズベイで行われたCT戦で優勝したばかりのフィリッペ・トレドをセミファイナルで下したカノアは、決勝で対戦相手のブラジリアン、トーマス・ヘルメスがアベレージスコアを2本メイクする間の10分以上にわたって良い波を待ち続けた。
選びに選んだ1本目のライディングで、アウトでバックサイドのバリエーションに富んだノートリムの3アクションを連発し、フロントサイドに切り替えてつないできたショアブレイクセクションでも鋭いリッピングをメイク。満点に近い、9,63ポイントをたたき出した。
そして、終わってみればこの1本目で勝負がついたと言っても過言ではなく、トーマスをコンビネーションスコアが必要な大差に追い込む圧勝となった。

Photo by WSL / KENNETH MORRIS
一方、Women’sは、CT選手同士の対戦となり、サージ・エリクソンが優勝。2位はタティアナ・ウェストンウェブとなった。
なお、今大会でも素晴らしいサーフィンを披露し9位に入賞した大原洋人プロはランキングを2つ上げて8位に。
Go HIROTO!! Go JAPAN!!