【QS5,000】村上舜プロが優勝、波伝説プロライダー野中美波プロは3位!!!

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2020年クォリファイシリーズの初戦となったQS5,000 Corona Open China hosted by Wanningが終了し、Women’sではブリサ・ヘネシーが、Men’sでは日本の村上舜プロが優勝。
2019年のCTルーキーオブザイヤーとなり、オリンピック出場が決定しているヘネシーは、支配的なバックハンドアタックで、決勝で対戦したヴァヒネ・フィエイロを破った。

WSL / Andrew Nichols

WSL / Andrew Nichols

そして、村上舜プロは、元CTコンペティターのキアヌ・アシンを破り、グレードの高いQSイベントにおける初優勝で、素晴らしい2020年のスタートを切った。
オリンピックのホスト国となる日本のコンペティター村上舜プロは、昨年のISAのファイナル進出についで、また新たな歴史を残した。
イベントにおいて際立っていたアシンとのファイナルでは、エクセレントに近いスコアを先制。
波数の少ないコンディションでは、アシンには不利となった。村上プロは5.50のバックアップをスコアし、残り5分のところでアシンのニードスコアにはエクセレントが必要になったものの、このスコアを伸ばせずに村上プロが優勝。
この勝利にビーチの観衆の興奮が最高潮に達し、村上プロは大きな祝福を受けた。
「このイベントで勝つことにフォーカスしていました。一年の大きなスタートになりました。自分の夢に一歩近づいた気がします。キアヌはとてもパワフルで攻めていました。僕は自分の仕事を果たすことに集中しました。ビーチで皆さんが一緒に喜んでくれてとても嬉しかったです。ここに一緒に来た日本の仲間の支えに感謝しています。とても興奮しています。」と村上プロは語った。

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一方、波伝説プロライダーの野中美波プロは、Women’s準優勝者のフィエロをセミファイナルで苦しめた。
野中プロは、5.33をスコアすれば逆転という状況で、わずかコンマ数ポイントを上回ることができずに悔しい敗戦を喫したものの、シングルスコアでは6.33ポイントでタヒチアンのフィエロを上回った。
2019年のCT争いレースにいたフィエロと対等に戦い、今シーズンに弾みがついた。

積極的なフォアファンドアタックがイベントを通して光っていたフィエロ WSL / Tim Hain

積極的なフォアファンドアタックがイベントを通して光っていたヴァヒネ・フィエロ
WSL / Tim Hain

また、黒川日菜子プロは、同じくセミファイナルでヘネシーと対戦。
黒川プロは2本のアベレージスコアを出したものの、一本のグッドスコアも持ったヘネシーに敗退。野中プロと3位入賞となった。

詳しい映像などは、公式ページをチェックしよう。
https://www.worldsurfleague.com/events/2020/mqs/3469/corona-open-china-hosted-by-wanning(Men’s)
https://www.worldsurfleague.com/events/2020/wqs/3468/corona-open-china-hosted-by-wanning(Women’s)

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