『第7回BeachGirlClub cup一宮体育協会ビーチフェスタ2016』コンテストレポート

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2016年9月4日(日)、千葉県長生郡一宮町の一宮海岸にて、皆様のご協力を賜りまして、今年7回目となる女の子のためのサーフィン大会を無事終了いたしましたことをご報告致します。

当コンテストは例年、南房総市で開催されていましたが、2020年の東京オリンピックのサーフィン最有力候補地である一宮町の体育協会のビーチイベントとして今回開催されましたことは、当コンテストの実績の評価と、今後更なる社会的な広がりを期待させます。

台風スウェルでハードやクローズコンデイションが続くなか、風の影響も少なく、束の間のファン・ウェーブで、腰腹たまの胸近くのサイズで行われたコンテスト。雨の予報もはねのけるガールズ・パワーで、青空も覗くサーフィン日和になりました。

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大会参加人数134名。サーフィン、BB、ロングボードといったカテゴリーごとに、スペシャル、オープン、ビギナーの3クラスが設けられ、さらにママさんクラスも加わった、10クラスが、一宮海岸にて2バンクで行われました。

今年の傾向としましては、BBのショップが比較的の多い一宮ということもあり、例年よりBBクラスのエントリーが多かったことがまず一つに挙げられます。
近年のエントリー選手の若年齢化も続き、ビギナーやオープンクラスの半数は10代の選 手に占められました。日本でも二世サーファーが着実に育っていることがうかがえます。 さらに、今回のサーフィンスペシャル・クラスでは、結婚、出産を終えて、アマチュア コンテストに復帰した元プロサーファーママ達がエントリーしてくれて、そのスキルを十 分に発揮し、若手を抑え活躍したのも新しいことでした。

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コンテスト離れといわれる昨今ですが、幅広い世代がコンテストに楽しみを見出し、個々人のサーフィンの目標として価値を見出してくれることは、主催者側としてみれば、大変嬉しいことです。

ビーチの熱き戦いを盛り上げるべく、立ち並んだ出店ブース。

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当コンテスト第1回目から支持する「乳がん啓発運動」(ピンクリボン運動)のブース。長々と地道な活動をしてくださるRICORICOさんに感謝。

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また、地域の子供達によるヒップホップやフラダンスも披露され、選手や関係者以外の 多くの父兄や地域の方々がギャラリーとしてビーチに足を運びました。

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キッズ向けの無料サーフィン・スクール。私達は、自然の尊さを海の遊びを通して伝える義務があります。

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多くの現役プロサーファーによる大会運営。

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選手に近い目線で運営し、選手との触れ合いの場となるコンテスト。何より驚くべきことは、このプロ選手のほとんどが当コンテストの出場経験を持つ卒業生で、今現在プロとして活躍し手伝いに駆けつけてくれることです。
出場選手にとっては、夢を身近に感じるコンテストであり、その夢を叶えるお手伝いが少しでもできたら素晴らしいことです。

コンテスト終了後のじゃんけん大会。

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皆様のご協力を賜りまして、大成功のうちにコンテストを終了いたしました。また来年の更なる発展に、今から胸を膨らませております。
どうぞ、引き続きご支援ご協力をお願い申し上げます。

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「第7回BeachGirlClub cup一宮体育協会ビーチフェスタ2016」
実行委員会 岡部亜紀 田原啓江

◎大会結果

●ショートスペシャル 優勝 山田美貴子 二位 大江なぎさ 三位 松岡亜音 四位 森山みゆき
●ショートオープン 優勝 井上愛絵 二位 鈴木うるる 三位 福井真子 四位 都築虹帆
●ショートビギナー 優勝 石野智子 二位 三井有紗 三位 木村望 四位 新橋識子
●ロングスペシャル 優勝 寺前昌子

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