ワッツアップ・サーファーズ?!

Mitsuteru Kamio

Mitsuteru Kamio
日本を代表するサーフィン・フォトグラファー神尾光輝。 さらなる「追求」「探求」「挑戦」を目指した結果、世界レベルの泳力を兼ね備えた、サーフィンウォーター・フォトグラファーである。

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Yujiro Tsuji … HERISHITA … NIIJIMA … TOKYO … JAPAN …

 

ワッツアップ・サーファーズ?!

 

ザ・デイ・・・8月17日・・・新島・・・

午前中にもかかわらず・・・3ラウンド目・・・疲れた・・・とか言ってられない・・・

何故なら・・・波・自然現象に確実性はない・・・その時は一瞬なのである・・・

予測と準備と行動力・・・その為のマインド・・・情熱・・・価値観・・・シンプルだ・・・

今回もコンテスト前に・・・もしかしたら?!な・・・ドラマ・・・を求め・・・

新島入りした・・・同じ価値観のサーファーズ・・・尊敬と感謝・・・に尽きる・・・

そんなサーファーズと波を追いかけて・・・意地で新島入りしてきた・・・

カメラマン・・・ジャーナリスト・・・メディア・・・

CORE SURF JAPAN・・・木本直哉氏・・・aka・・・キンさん・・・

COLORS MAGAZINE・・・吉田憲右氏・・・aka・・・ヨゲちゃん・・・

DELTA FORCE PHOTOGRAPHY・・・難波聖氏・・・aka・・・ナンバちゃん・・・

・・・同志・・・仲間・・・ライバル・・・尊敬と感謝・・・に尽きます・・・

みんなせっかくの一瞬・・・お互いが情報交換し・・・現場に居合わせることができた・・・

ランドショットには・・・カメラ・ビデオ・・・がスタンバイしていたために・・・

全体的にサーファーのライドを・・・誰かしらがカバーすることが出来る・・・

オレはいつも気にしていることを・・・気兼ねなく思う存分泳ぐことが出来た・・・

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REO…KEITO…KAI…YUJIRO…

 

スイムアウトして1本目・・・いい感じにラインに入ってきた・・・ケイト・・・

そこまでサイズはなかったけど・・・メンツルグリグリ・・・

このコンパクトサイズをバックサイドでトラベルする・・・想像以上のスキルが必要なのだ・・・

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Keito Matsuoka

 

すぐに同じようなラインに入ってきた・・・ユウジロウ・・・

フロントサイドとバックサイド・・・それぞれにしかないライン取り・・・それぞれ味がある・・・

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Yujiro Tsuji

 

フィッシュアイウォーターショットの泣きどころ・・・あれこれそれ・・・とはいかないこと・・・

オレの距離じゃないところで・・・それぞれがゴーイングオフ・・・

遠いところからトラベリング・・・完璧だと思ったが・・・この後つぶされた・・・シュン・・・

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Shun Murakami

 

フルスロットルで泳いでも・・・ポジショニングには限界がある・・・

ここまでトラベルして来てくれ〜〜・・・と願うばかり・・・タイチ・・・

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Taichi Wakita

 

結果的に・・・これはこれ・・・になってしまうが・・・

出来れば・・・限界まで接近して・・・撮影したい・・・ところだ・・・レオ・・・

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Reo Kanao

 

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Reo Kanao

 

このフレームも・・・これはこれ・・・インパクトゾーンまでは遠かった・・・カイ・・・

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Kai Ojima

 

このフレームで狙っていたのは・・・ユウジロウの後ろに入り込み・・・

一緒にバレルに入り・・・後ろからバレル出口を描くイメージだったが・・・

サイズとホレ具合とポジションがマッチしなかった・・・

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Yujiro Tsuji

 

無理矢理後ろに入り込もうとするが・・・スペースなし・・・距離感的に50センチ・・・

これミスると・・・ボードと接触・・・リップ直撃・・・

このスレスレな感覚が・・・たまらない・・・フィッシュアイセッション・・・

フィッシュアイセッションで・・・最も重要なことは・・・

・・・サーファーとの信頼関係・・・それに尽きる・・・

サーファーの目線がなんとも言えない・・・これはこれで・・・お気に入りとなった・・・

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Yujiro Tsuji

 

このフレームは・・・逆にベストポジションを逃し接近し過ぎた感じ・・・

距離感的に・・・あと2〜3メートル後ろだったかな・・・カイ・・・

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Kai Ojima

 

これも同じ感じ・・・1〜2メートル後ろが狙っていたフレームだった・・・ユウジロウ・・・

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Yujiro Tsuji

 

これはベストポジションだと思ったが・・・波が変化し綺麗に筒にならなかった・・・ケイト・・・

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Keito Matsuoka

 

クローズアウトしたが・・・ベストポジションでのインパクトゾーン・・・

俗にいう・・・インナーバレルショット・・・レオ・・・

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Reo Kanao

 

やはりベストフレームは・・・波のクウォリティになる・・・お気に入りのフレーム・・・

いつも狙っているフレームに近いものとなった・・・レン・・・

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Ren Murakami

 

さすがに・・・午前中の3ラウンド目セッション・・・2ラウンド目のスイム・・・

フォーカス・・・マインド・・・がズレて来る・・・

それでも泳いでいて・・・夢心地・・・至福の時・・・感謝感謝感謝・・・である・・・

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HERISHITA

 

サーファーズがプルインしていた・・・ヘリ下のレフトバレル・・・

一般サーファーには・・・イメージしにくい・・・バレル・・・チューブ・・・

サーフボードが折れる可能性も高いし・・・ケガする可能性も高い・・・

しかし・・・この異次元空間・・・味わったら・・・やめられない・・・

オレ個人の毎年の目標・・・1年に1回はバレルをメイクする・・・

すでに9月だが・・・自覚的なバレルメイク・・・ない・・・

スイムアウトしながらいつもイメージしていることは・・・

・・・そう・・・自分自身がバレルをメイクする・・・ことなのである・・・

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HERISHITA

 

・・・自分のことになるが・・・サーフィンはじめて29年目・・・

いまだかつて・・・バックサイドでバレルをメイクしたことがない・・・

ビッグウェーブでのドロップは・・・素人のオレにはリスクが高すぎる・・・

とにかく・・・バックサイドでバレルがメイクしたい・・・今の目標である・・・

 

ザ・デイ・・・8月17日・・・新島・・・

やはりピークは一瞬・・・徐々にサイズダウンしている・・・

夕方の・・・ゴージャスなスポットライトで最終セッションなるか?!・・・

・・・さすがに・・・ちょっと休憩・・・かな・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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