波乗り写真家 Nobu Fukuの旅 『アチェ 2016 最終回』

NOBU FUKU

NOBU FUKU
1963年生まれ静岡県出身 サーファー&プロカメラマン 最高の波を求め1994年にインドネシアのバリ島へ移住、バリ島をベースにインドネシア各地で波乗り&撮影活動する。旅する波乗り写真家 Instagram : https://instagram.com/nobufukuphotography/

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3MAR

今朝は昨夜の地震の話題で盛り上がってる。

2004年のスマトラ沖大地震による津波を思い出し、改めて昨夜の出来事を思い返してみた。 津波はなかったが、海外から来てるツーリストにとって精神的な影響はあるかもしれない。 寝てない者もいるらしい。 話しによると多くのサーファー達がアチェから逃げ出したらしい。

波チェックしに行くと人が空いていた…

 

 

4MAR

今日はオフ…

4N5A1436Yudi Andika

 

 

5MAR

朝8時から波乗り。 分かってはいたが、、、波小さい… 疲れが溜まらないように2時間で切り上げて帰った。

明後日からの撮影に備えて…

 

 

6MAR

明日からの撮影に向けリラックス。 雨も降って、空気は綺麗になり、緑も生い茂る。 気分は最高! 坂本さんは8日と9日のピークに賭けて、明日も休む。

8日の早朝ピークで…

03-06-1坂本さん

 

 

7MAR

朝8時にワルンから波チェック。

潮回りは満潮、少しウネリが入りだしているが、波のサイズは腹程度。

潮が引き始めたら、昼飯前にもう一度波チェック。波のサイズは頭ぐらいまでアップしている。

夕方のゲティングハイに撮影。 綺麗なサンセットだった。


4N5A1025Solihin Rahcat

 

 

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8 MAR

早朝、日の出前にビーチへ。 思ってたほど波のサイズがない。 潮が満ちて引き始めるのを待つことにした。

11:00ビーチからスイムアウト。

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Noboru Sakamoto

 

4N5A1398
Rozi Lines Roy

 

沖へ向かう途中から南風が吹いてきた。間もなくするとオンショア状態になり撮影は終了。 サンセットタイムを狙うことにする。

昼飯を食べてベッドでゴロゴロしてると、地鳴りがして数秒後揺れがやってきた、、、地震だ。

午後4時頃から雨が降りだした。 雨の後はオフショアと読んで午後5時小雨の中ビーチへ向かう。 期待とは裏腹に最悪なコンディション、1時間以上ワルンから海を見ていたが、これでは撮影できない。

こんなもんだよ人生は…

 

 

 

9MAR

目覚ましの時間午前6時より1時間前に起きてしまった。

昨日の状態からして早朝の撮影に期待は持てないが、万が一ということもあるので、辺りが少し明るくなるのを見計らって波チェックする。

波のサイズは肩ぐらいかな、無いよりはマシ、潮が上げてサイズアップに期待して撮影に入る。

 

佐藤さん佐藤さん

 

 

4N5A2256フランス人

 

 

4N5A2835Dave

 

 

4N5A2956Sakamoto

 

 

4N5A2985Rozi

 

 

4N5A2851Yudi

 

 

たまに入るセットはボチボチいい感じ、11時頃からオンショアになり撮影は終了。 昨日と同じ状況になった。

明日は坂本さんアチェ最終日、 明日の朝はラストフォトセッション!

4N5A2718坂本さん

 

 

 

10MAR

朝7時からピークに向け泳ぎだした。 波は本来の姿を現した。

最高な波を撮影しながら雄叫びを上げた。 坂本さんも狭いテイクオフスポットから波をもぎ取りながらバレルをメイクしてきた。坂本さんは今日のフライトでバリへ帰る。 最後の最後にベストショットをメイクすることができた。

4時間以上泳ぎながらの撮影で疲れた体と良いショットをたくさん撮れた充実感で気分は最高。

だか、その後宿へ帰る途中で事件は起きた…

 

 

 

11MAR

昨日、白昼堂々と起きた事件。

撮影を終え宿に帰る途中、自転車のカゴに入れてあったカメラをハウジングごと後ろから来たバイクに盗み取られた。

この小さなサーフスポットで全てのサーファー達がこの事件を知ることとなった。 こんな静かな場所でこんなことが起きるとは思ってもいなかった。

ゆっくり自転車の横に付いて来たバイクをローカルの友人かと思い。盗み取られた瞬間、冗談?と思った。

走り去っていくバイクを見て今起きていることを理解 することができた。泥棒だ!

自転車のペダルを全力でこぎ追いかけたが、バイクは猛スピードで逃げていった。

なんでこんなことが、、、疑心暗鬼になった。 あらゆる理由を考え、知ってる誰かがやった疑いの気持ちが芽生えた。 でも、それは間違いだった…

多くのアチェローカル達が盗まれたカメラを捜すのを手伝ってくれた。 宿のオーナーとスタッフ達、ワルンのオバさん、スーパーのオジさん、地元の警察、このエリアを統括するインテリジェント アーミー、ローカルサーファー達、、、、みんなに感謝する。

 

03-11-1

”見つけた人に2万円を渡します”

これがひったくられた撮影機材…

 

 

 

12MAR

昨日も今日も朝から波乗りをした。

引ったくられたカメラについての新しい情報はない。 海の中でもサーファー達からカメラの件で同情する言葉をかけられた。

時間が経つごとに悔しさが増してくる。 波乗りで発散することが今の自分にできること…

03-12-1

 

 

13MAR

連日の波乗りで身体はボロボロ、、、

明日、波が少しサイズアップする予定なので、今日はゆっくりすることにした。洗濯物を干し、部屋でゴロゴロする。エアコンのブレーカーがよく切れるので暑い。寝たくても寝られない…

ディナーはBBQ、鰆の炭焼き美味かった。

 

 

14MAR

朝、サーフボードを右手に持ち自転車で海へ向かった。

予報どおり波がある。 2時間でやめるつもりが、結局5時間ぐらいやってしまった。 疲れと脱水症状でフラフラになって海から上がった…

ビーチのワルンでお決まりのココナッツを飲むと、少し落ち着いた。

 

 

15MAR

今日も朝早くから波乗り。

波乗りしてると、その瞬間は全てを忘れて素直な自分になれる。

03-15-1Nobu Fuku   photo by Solihin Rahcat

 

 

 

16MAR

03-16-1

約2ヶ月間のアチェ滞在を終え今日バリへ帰る。

水中撮影機材は戻ってこなかった… 最新機材を手配するために日本へ行かなければならない。 大きな出費と時間がかかる。

だが、お金では変えることができない大切なモノを得ることができた。 人の思いやりと優しさ… カメラは今もアチェの地元の人達が捜してくれている。彼らからの温かい激励と支援は,アチェがNobu Fukuを必要とし、その撮影活動への期待の証し。

アチェローカルに感謝しつつ、一日も早く最新尚且つ最高な撮影機材にして、改めてアチェの最高な波の写真を撮り、いろいろな形でローカルに恩返しができるようにならなくてはならない。

03-16-2

 

I will be back!

 

 

バリ島の最高な波で、

人生最高な思い出に残るサーフショットを撮ります。

 

12528009_541184409371715_645140656_nバリ島サーフィン写真撮影依頼

 

 

今年も皆様には大変お世話になりました。

良いお年を。
Nobu Fuku

 

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