
World Longboard Surfing Championship Japan National Trials 2026 Presented by MAXIM CRAFT SUITSが、2026年3月27日(金)、鵠沼スケートパーク前ポイントにて開催され、日本代表が決定しました。
男子は堀井哲選手、女子は吉川広夏選手が優勝しました。
両選手は、11月にエルサルバドルで開催予定のWorld Longboard Surfing Championship(WLSC)への出場権を獲得しました。
なお、本大会の最終的な出場枠は現時点では未定です。残りの代表メンバーについては、今大会の結果に加え、WSLやJPSAでの成績などを総合的に判断し、NSAの選考委員会によって決定される予定です。発表は4月中を予定しています。
女子ファイナル
女子ファイナルは、田岡なつみ選手と吉川広夏選手という、日本を代表する2名による対決となりました。
この日の鵠沼スケートパーク前は、サイズこそ抑えめながらも、インサイドにかけてバックウォッシュが強く入り、波面が不規則に揺れる非常にトリッキーなコンディションとなりました。
ミドルからインサイドにかけてはセクションごとに波がヨレ、ライン取りとスピードコントロールがシビアに求められる状況でした。
そのため、リエントリーやノーズライド後のフィニッシュが不安定になりやすく、最後までまとめ切れるかどうかが勝負を分ける展開となりました。
世界を知る両者による戦い。序盤はお互い中々決めきれないライディングが続いたが、吉川選手は波のフェイスが整うセクションを見極めながら、確実にライディングをまとめていきます。バックアップスコアも揃え、安定して得点を重ねました。
一方の田岡選手は、積極的に波に乗り本数を重ねるものの、フィニッシュセクションでバンプに引っかかる場面が多く、スコアを伸ばしきれない展開となりました。
10本の本数規定に到達する粘りを見せましたが、吉川選手のスコアには届かず、試合時間を残して決着。吉川選手が勝利を手にしました。
男子ファイナル
男子ファイナルは、堀井哲選手と小熊海ノ介選手による一戦となりました。
このヒートでもコンディションは変わらず、アウトはややワイドに割れ、ミドル以降で急激にセクションが立ち上がる不規則なブレイクとなりました。
さらにインサイドでは波が重なりダンパー気味となり、一本の波をクリーンに乗り継ぐことが難しい状況でした。
序盤は小熊選手がスピードに乗ったスタイリッシュなライディングでグッドスコアを出し主導権を握りますが、バックアップスコアのもう一本が欲しいところでした。
対する堀井選手は、確実に決め切る安定したライディングを披露。
中盤以降はアウトから形の良いセットを待つ戦略に切り替えました。
フェイスが整った波を選び、アウトからインサイドまでラインを崩さずにつなぐ完成度の高いライディングを見せます。
コンディションが崩れるインサイドでもスピードを維持しながら丁寧にフィニッシュまでまとめ、着実にスコアを積み重ねて逆転に成功しました。
再逆転を狙う小熊選手も攻め続けますが、最後のセクションで波がヨレてしまい、決定的な一本をまとめることができずタイムアップ。堀井選手が勝利を収めました。
優勝者コメント
「11月の試合に向けて、まだこの先しっかり練習できると思うので、万全の状態で臨みたいと思います。」
■吉川広夏選手

「エルサルバドルにはこれまで複数回訪れており、波のブレイクや特徴、ボード選びに関する情報も蓄積できています。今回のISAではメダル獲得を目指して頑張りたいと思います。」
メダル獲得を目指す両選手の活躍に注目です。
なお、その他の代表候補選手についても、発表があり次第随時お伝えしていきます。
大会概要
日程:2026年11月13日(金)~19日(木)※現地時間
会場:El Sunzal, El Salvador
出場人数:Men 2名/Women 2名(※2025年実績ベース・未確定)
大会ページ
https://www.nsa-surf.org/match/longboard_selection_tournament_2026/

