JPSA 2017 BLUE ECO SYSTEM SENDAI PRO … Shun Murakami …
ワッツアップ・サーファーズ?!
JPSA 2017 SHORT BOARD ・・・最終戦・・・最終日・・・
やはり朝から・・・雨・・・結構な・・・雨・・・
波は・・・カタアタマ・・・アタマオーバー・・・プラス・・・
オフショアからサイドオフショアに・・・コンディションキープ・・・
最終日まで勝ち残っているサーファーたちにも・・・緊張感が高まる・・・
JPSA オフィシャル水中カメラマンとして・・・最後のミッション・・・
20年ちょっと泳ぎ続けてきたが・・・この雨の中での撮影は未知なる撮影・・・
サイズ的には問題なかったが・・・雨とカレントが気がかり・・・
ワン・オン・ワンの場合ピークが分かれる場合があり・・・撮影するのが難しい・・・
スケールが大きくピークがいくつかある・・・仙台新港のビーチブレイク・・・
どこにポジショニングするか?・・・悩ませるシュチュエーションとなった・・・
最終的に・・・ウィメンズセミファイナル・・・メンズセミファイナル・・・
ウィメンズファイナル・・・メンズファイナル・・・6ヒートにスイムアウトした・・・

JPSA 2017 SENDAI PRO

JPSA 2017 SENDAI PRO
雨の中サーフィンにアツい地元の方々が観戦に来ていた・・・

JPSA 2017 SENDAI PRO
ピークから見る会場の景観はなんとも言えない・・・水中カメラマン冥利に尽きる・・・
今シーズンからプライオリティサインが・・・電子パネルになりサーファーも見やすくなった・・・

JPSA 2017 SENDAI PRO
この数日泳いで分かったことは・・・沖出しカレントがタフなこと・・・
みんなが見ているだけあって・・・流されて救助されるわけにはいかない・・・
ちょっとしたことで・・・イベントに水を差す?!・・・ことになりかねない・・・
無理せず・・・確実にポジショニングすることに務めた・・・ピークに行くと・・・
案の定・・・サーファーが右と左にポジショニングし・・・限られたフレームとなった・・・
大会スポンサーのブルーエコシステムからサポートされてる・・・ワキタサラ・・・
最終日まで勝ち残り・・・優勝・グラチャンを目指すも・・・セミファイナルで敗退となった・・・

Sara Wakita

Sara Wakita

Sara Wakita
サイズ上がれば上がるほど実力を発揮する・・・ニシモトエミリ・・・ファイナルに進んだ・・・

Emily Nishimoto
もうひとつのセミファイナルは・・・ニシモトジュリとノロレイカ・・・
ポジショニングがフィットせず・・・残念ながら撮影することができなかったヒート・・・
終盤逆転ライドを狙ってテイクオフするも・・・プライオリティに泣かされたレイカ・・・
プライオリティルールが確立されて・・・コンペティションが大きく変わった・・・

Reika Noro … Julie Nishimoto …
最終的にウィメンズファイナルは・・・ニシモトジュリとニシモトエミリの姉妹対決に・・・

Julie Nishimoto
姉妹対決を制したのは・・・妹のニシモトジュリ・・・
二人ともさすがハワイでサーフィンを培っただけに・・・乗るだけでなく攻めていた・・・

Julie Nishimoto
東北エリアだけに・・・長いこと泳いでいると・・・想像以上に身体が冷える・・・
1ヒート25分を4ヒート・・・ファイナルは1ヒート30分を2ヒート・・・
セミファイナルとファイナルの間は選手紹介などあり・・・すぐに始まらない・・・
助かったのは・・・ウォーターリスクマネージメントさんがジェットスキーで休ませてくれた事・・

JPSA 2017 SENDAI PRO

JPSA 2017 SENDAI PRO
メンズセミファイナルは・・・ワタナベカンとカトウアラシ・・・
ムラカミシュンとオオノマサトシ・・・
左のピークレフトがライダブルになり・・・フロントサイドの3人は左にポジショニング・・・
セミファイナル・ファイナルと研ぎすまされていた・・・ムラカミシュン・・・

Shun Murakami
アラシは右のピークに離れる作戦に・・・
右のピークはカレントがきつくポジションニングできなかったが・・・
時よりライト方向にブレイクする波はフロントサイドにはスコアするチャンスがあった・・・

Arashi Kato
ファイナル進出したのは・・・ムラカミシュンとカトウアラシ・・・
やはり左のレフトを狙うムラカミシュン・・・右のライトを狙うカトウアラシ・・・
かなり距離がある両ピーク・・・どちらにポジショニングするか悩んだが・・・
はっきりとしたチャンネルがあるレフトでポジショニングすることに・・・
オープニングからシュンがスコアし主導権を掴んだ・・・








Shun Murakami
レフトのチャンネルの隙間から見える・・・ライトのピーク・・・
アナウンスコールでアラシのライドを知るも・・・撮影できなかった・・・

Arashi Kato
会場がヒートアップした・・・エクセレントスコア・・・
この1本・・・ワンライドを狙ってポジショニングしていた・・・
複雑な心境で泳いでいたが・・・このシークエンスに救われた・・・
狙い通りのセットを掴んでスコアしたシュン・・・シュンのバイブスで勝利を確信した・・・
最終戦を制したのは・・・ムラカミシュン・・・
・・・シュンの勢いは誰にも止められなかった・・・
水中カメラマン冥利に尽きる・・・瞬間・・・
同じピークに居るからこそ・・・シェアできる・・・瞬間・・・
シュンボー・・・おめでとう・・・
新島でのシュンの言葉が忘れられない・・・
「海外遠征に行きたくても資金が足りなくて続けられないJPSAで優勝して海外挑戦するしかない」
有言実行・・・新島で優勝しヨーロッパ遠征に旅立った・・・
近年恵まれた環境のサーファーが増える中・・・シュンのハングリー精神はアツかった・・・
オレ自身がアツくさせられた・・・オレのレンズはいかなる時もシュンに向いている・・・

Shun Murakami

Shun Murakami
今シーズンのグランドチャンピオン・・・カトウアラシ・・・2年連続チャンピオン・・・
国内プロツアーでも・・・チャンピオンになる・・・想像以上にタフなことだ・・・

Arashi Kato
JPSA 2017 ショートボード最終戦・・・ファイナルヒートの二人・・・
お互いを認め合い尊敬し合う・・・コンペティションの世界・・・
二人とも・・・おつかれさま・・・同じピークにいれて光栄ですよ・・・

Arashi Kato … Shun Murakami
4時間程度泳ぎ続け・・・ オレの身体は冷えきり・・・すぐに着替えたかったが・・・
このあと・・・表彰式・・・雨も激しくウェットのまま表彰式を見ることに・・・
・・・つづく・・・