カノア五十嵐とW洋人がラウンド3進出。エリセイラ・ワールド・ジュニア・チャンピオンシップ大会2日目

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レオナルド・フィオラバンティ(ITA)IMAGE CREDIT: WSL / Poullenot

 

 

プライア・ドス・ペスカドーレス、エリセイラ/ポルトガル(2016年1月5日火曜日)エリセイラ・ワールド・ジュニア・チャンピオンシップ大会2日目は、セカンド・ロケーションのプライア・ドス・ペスカドーレスの2~3フィートのコンディションで再開。メンズ・オープニング・ラウンドの9ヒートが行われた。

 

朝は昨日よりもクリーンだったが、午後には再び強風となり、バンピーなコンディションを選手は強いられた。しかし、そんなトリッキーなコンディションでもトップジュニア達はハイスコアを叩き出し、9ポイントが続出した。

 

そんな中で、イタリアの18才、レオナルド・フィオラバンティ(ITA)は、クリーンなレフトをセレクトし、3つのバックハンド・ターンで、パーフェクトな9ポイント・ライドをスコアした。昨シーズンはハワイでの怪我で棒に振ったが、復活を感じさせるパフォーマンスを見せた。

 

「たとえ何処にいようとも、我々はどんなコンディションでもサーフィンする準備が必要なのです。」と、フィオラバンティが言った。「良い予報は出ていませんが、我々はそれを対処しなければならないのです。怪我の具合はいいです。100%ではないかもしれませんが、痛みは全く感じません。」

 

 

 

カノア五十嵐IMAGE CREDIT: WSL / Poullenot

 

 

 

2016年のチャンピオンシップ・ツアーへクオリファイを決めた、カノア五十嵐(USA)は、ポルトガルでウェイブ・カウントを開始。タフなコンディションで素晴しいパフォーマンスでスマートなヒートを展開。第1位のポジションを固めた。

 

「確かにコンディションは我々に協力的ではないですね。出来れば、いくつかのヒートを終えて、メイン会場のリベイラ・ディリャスへ戻りたいです。」と、五十嵐が言った。

 

「ティアゴ(ピレス)がサポートをしてくれているんです。味方にこのエリアを知っている人が居てくれることは心強いですね。我々は、彼のお母さんのところにステイさせてもらっているんです。そこからは波も見えるんですよ。」

 

日本のジュニアチームを牽引する20才の新井洋人(JPN)は、エクセレント・ウェイブで9.10とラウンド3の彼のスポットを手に入れた。ワールド・ジュニア・ファイナルへ6回目の出場となる新井は、彼のジュニア・キャリアに素晴しい成績を残すために気合いは充分だ。

 

「これまでWJCではラウンド3を勝ち上がれた事がないんです。だから、その壁 を破りたいですね。」と、新井が言った。「水は冬の時期の日本の方が冷たいので、問題なく楽しんでやっています。ヒートの最初の10分は、全く波を掴めな かったのでナーバスになっていました。他の選手はアクティブでしたからね。でもあの素晴らしい波をつかめてラッキーでした。」

 

 

ネクストコールは、現地時間で水曜日の午前7時45分。予報では、ノースウェストからの持続的なオンショア・ウインドは、明日から南よりのディレクションへ替わる見込み、バックアップ会場のコンディションが上向く見込み。

 

 

 

 

朝のトリッキーなコンディションで苦戦しながらも、バックハンドで8.50のエクセレントをスコアして、1位で勝ち上がった大原洋人。その後ハイタイドのため、コンディションが上向くのを待って夕方までウエイティング。それでも強いサイドからオンショアのラフなコンディションでの再開。森友二は思ったような波を掴めず、3位でラウンド2へ。

 

安井拓海は、好調なバックハンドサーフィンでヒートをリードしたが、ヒート後半に逆転され僅差で2位でラウンド2へ。渡辺寛は、7.73 と6.20 のトップ2スコアで13.93をスコアするも、惜しくも3位でラウンド2へ回った。

 

 

今回もサーフメディアでは現地から最新情報をお伝えしますのでお楽しみに。

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2015年 日本代表選手プロフィール
http://www.jrpro-jpn.com/2012/competitor/

 

エリセイラ・ワールド・ジュニア・チャンピオンシップ・メンズRD1結果:
ヒート5:ディラン・ライトフット(ZAF)10.87、ノエ・マー・マクゴナグル(CRI)10.50、ジョーダン・マーリイ(ZAF)8.83
ヒート6:大原洋人(JPN)14.17、シェーン・サイクス(ZAF)8.50、パーカー・コフィン(USA)5.40
ヒート7:ソリ・ベイリー(AUS)16.10、グリフィン・カラピント(USA)12.30、アディン・メイセンキャンプ(ZAF)5.46
ヒート8:レオナルド・フィオラバンティ(ITA)15.83、デイヴィッド・シルヴァ(BRA)10.34、森友二(JPN)10.23
ヒート9:トーマス・フェルナンデス(PRT)14.23、安井拓海(JPN)13.07、ジュニーロ・ウシア(PER)10.36
ヒート10:カノア五十嵐(USA)14.16、ベヴァン・ウィリス(ZAF)13.70、ミヒマナ・ブレイ(PYF)9.53
ヒート11:ジェイコブ・ウィルコックス(AUS)16.50、ルーカス・シルベイラ(BRA)16.04、渡辺寛(JPN)13.93
ヒート12:新井洋人(JPN)14.13、ルアン・ウッド(BRA)14.00、アロンゾ・コレア(PER)10.73
ヒート13:マシュー・マギリヴレイ(ZAF)15.60、ビクター・ベルナルド(BRA)12.10、イマイカラニ・デヴォルト(HAW)9.86

 

残りのエリセイラ・ワールド・ジュニア・チャンピオンシップ・メンズRD1組合せ:
ヒート14:ノア・シュワイツァー(USA)、イライジャ・ゲート(HAW)、ヤゴ・ドラ(BRA)
ヒート15:カラニ・デビッド(HAW)、カイ・ヒング(AUS)、オニール・マシン(PYF)
ヒート16:セス・モニーツ(HAW)、アルキデース・ネト(BRA)、ダニエル・グレン(USA)

 

アップカミング・エリセイラ・ワールド・ジュニア・チャンピオンシップ・ウイメンズRD2組合せ:
ヒート1:キャロル・ヘンリーク(PRT)対川合美乃里(JPN)
ヒート2:カミラ・ケンプ(PRT)対ジーナ・スミス(ZAF)
ヒート3:ティア・ブランコ(USA)対ミラスカ・テーヨ(PER)
ヒート4:須田那月(JPN)対ジュリエット・ブライス(FRA)
ヒート5:ダックス・マクギル(HAW)対ニコル・パレット(ZAF)
ヒート6:メラニー・ジュンタ(PER)対アリアン・オチョア(EUK)

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