↑神尾氏が撮影した偉大な先人たちの写真を抱くROCKHOPPER / WAVE WARRIORSのプロライダー
新型コロナウイルスの影響で2018年以来5年ぶりの開催となった『第4回ネクストレベルカップ』
この5年間にはネクストレベル社のみでなく、サーフィン業界を揺れ動かす出来事が重なって起こった。
ネクストレベル社の手がけているROCKHOPPER(ロックホッパー) と、 WAVE WARRIORS(ウェーブウォーリアーズ)の創設者である『照岡道廣』。
ハワイのレジェンドサーファーでWAVE WARRIORSライダーの『デリック・ホー』。
WAVE WARRIORSの立ち上げメンバーでもある『ジョン・シモオカ』。
そして、5月には長きに渡りROCKHOPPERを支えてきた『小川直久』もが、この世を去ってしまった。
今回が4回目となるネクストレベルカップは、ウェットスーツを愛用してくれている「仲間との縁」を大切にしたい。
先代である『照岡道廣氏』が始めた「オーシャンサプライズカップ」から、事業承継と共に引き継がれ「ネクストレベルカップ」として2年に1度行われてきた「ユーザー様おもてなし」が趣旨の大会。
大会の表彰ステージには、巨匠フォトグラファー神尾氏により『オーシャンサプライズ』から『ネクストレベル』を支えてきた歴代のレジェンドたちの写真が飾られ参加者の多くが、先人たちとの想い出を振り返る素晴らしい場が作られていた。
今回も日本全国から300名弱の参加者が集まり、灼熱の天気の中1人も病人・怪我人を出すことなく大盛況となった。
7月の『海の日』ではあったが海水温は低く、大会会場では真夏にも関わらず、ウェットスーツ姿の選手で賑わっていたことは、主催者のネクストレベルにとってはより良い大会となった。
「開催させていただきました地元の皆様やご協賛社様、運営にあたっていただきましたジャッジの皆様やスタッフや関係者の皆様に、厚く御礼を申し上げ、これからもネクストレベルスタッフ一同、皆様との縁を大切にし、世界一のウェットスーツを追求し続け、沢山の方達と楽しく幸せな時間を共有していきたい。」と、また次回の開催を約束し閉会となった。
大会後の打ち上げ会場では、昨年『松部ポイント』にて行われた照岡道廣氏の3回忌セレモニーの映像、小川直久氏の映像が上映され、会場中が故人達への思い出話に花を咲かせていた。
また、ネクストレベル社が手掛ける、時代を切り開く『タニマチプロジェクト』の公開にあたり、登録しているプロライダー達の限定映像も公開された。
https://www.instagram.com/nextlevel.wetsuits/