これからのハイシーズン「海での安全を守ろう!命を守るための基礎知識」

ChatGPT Image 2025年6月2日 09_03_25

海で遊ぶ前に知っておきたい!命を守るための基礎知識


STEP 1:海に入る前のチェックリスト

  • 波伝説で天気・風・波の情報を最新の予報で確認
  • 波の崩れ方や流れ(カレント)をよく観察
  • 危険な場所(岩・テトラ・地引網・漁船・他サーファーの密集)を避ける
  • 睡眠不足・体調不良・飲酒後は入水NG
  • ライフジャケット・リーシュコードなど装備の確認
  • 事故やケガに備えて保険に加入(波伝説保険


STEP 2:海岸でのルールとマナー

  • サーフィン・海水浴のエリア分けを守る(場所・時間帯を要確認)
  • 旗の意味を理解する:青旗(遊泳可)/黄色旗(注意)/赤旗(禁止)
  • ゴミは必ず持ち帰る
  • 地元ルールを尊重(例:藤沢市海岸利用ルール
  • 他の利用者と譲り合い、トラブルを防ぐ


STEP 3:万が一のトラブルに備える

● 緊急時は「118」海上保安庁へ!

● AEDの設置場所を事前に確認しておく

溺れている人を見かけたら:

  • 無理に泳がず、浮くものを投げる(ペットボトル・浮き輪・ロープなど)
  • 声をかけて安心させる
  • サーフボードがあれば、それを使って救助


サーファーのための心肺蘇生法(CPR)とAEDの使い方

仲間といい波をシェアしているとき、突然誰かが倒れたら?

海では「救急車が来るまで待つ」は通用しません。

命をつなぐのは“すぐそばにいるあなた”です。


1:意識の確認

呼びかけに反応がない、身体を軽く叩いても動かない場合、意識がないと判断。

スクリーンショット 2025-06-02 091837


2:119番通報

周囲に「119に電話して!AEDを持ってきて!」と指示。

自分でかける場合は、ビーチ名や現在地を正確に伝えてください。

スクリーンショット 2025-06-02 091845

3:心臓マッサージ

呼吸を確認。

スクリーンショット 2025-06-02 091851

正常な呼吸がない場合は胸の真ん中に両手を重ね、1分間に100〜120回の速さで強く押す。

スクリーンショット 2025-06-02 091912

波乗りで鍛えた体幹を使い、しっかりと圧迫しましょう。


4:AEDを使用

近くにAEDがあれば迷わず使用。

フタを開けると音声ガイダンスが始まるので、その指示に従えば大丈夫です。

スクリーンショット 2025-06-02 091920



迷わず行動することが命を救う

誰かの命を救うのに資格は不要です。

やるか、やらないか。それだけ。

現在では人工呼吸なしでもOKとされています。

まずは胸骨圧迫=心臓マッサージを始める勇気を持ちましょう。




波を待つあいだにCPRの手順を覚えておく。

それが仲間も自分も守るサーファーの姿です。

参考リンク:

日本医師会 救急蘇生法

https://www.med.or.jp/99/cpr.html


STEP 5:リップカレント(離岸流)を知る

  • 濁った水や泡、ゴミが沖に流れる場所、波が割れにくい場所に注意
  • 流されたらパニックにならず、岸と平行に泳ぐことで脱出を試みる


STEP 6:ボディーサーフィンを覚えよう

  • ボードが流されたときに自力で岸に戻るスキルを身につける
  • 波に乗る姿勢やバタ足の練習をする
  • 無理な挑戦は避け、自分の技術レベルを正確に把握する




みんなで守ろう、海の安全

「飲んだら乗るな」「見たら助けるな、まずは通報」

命を守る知識は、大切な人を救う力になります。

最近の記事

関連する記事