Off from Okinawa
台風20号狙いで10月22日に今季2度目の沖縄入りを果たした。
台風20号からの南西スエルは季節風の北風・北うねりによって阻まれたが、
まさかのノーススエルでスナべ・ハワイアンが炸裂し、
その後も冬型のうねりが続き、サッキーブレイクもファイアーした。
これはこれで納得とばかりに帰阪しようとしたら、矢継ぎ早に台風21号が発生〜
急遽滞在を延長し台風21号からのスエルを待った。
中4日をおいて、10月30日から今度こそ久しぶりの南西うねりがフィルイン。
10月30日の朝はタイゾウが虎視眈々と狙っていたアウターリーフでバージンセッション。
そしてついに10月31日から11月1日にかけてスナべのメインブレイクが大炸裂した〜〜
一連の北うねりも削げ、ピュアなタイフーンスエルだけが届き、
メインとしては稀に見るエクセレントコンディションとなった。
QSフィリピン戦が重なっていたため内地からプロを呼び寄せることはできなかったが、
沖縄出身のプロ・ミヤギカズマ、マエシロハルトをはじめ、
ビッグウェイブチャージャー、ハラダショウゴと父・タイゾウ、
そしてローカルチャージャーのアオイ、サトル、ターツ、タスク、リュウ達が、
シャローリーフを恐れない見事なプルインアタックを見せつけてくれ、
秋深まる沖縄でまさかのスナべ・タイフーンセッションを記録することができた。
加えて、本島在住のSurfing Okinawa ・オサダジュンイチ君によるWater & Land angle
宮古島在住のNo Cap Marine Club ・スギムラショウゴ君によるDrone angleの協力を得て、
今までにない3アングル撮影という形で取材することができた。
11月1日朝のスナべセッションが終わると、南〜南西の風が吹き荒れ、
スナべはオンショアとなり舞台はヤンバルエリアへとなる予定だったが、
午後のヤンバルはクリーンなコンディションだったがさほど上がりきらず、
翌11月2日の朝は真西のドオンショアでどこもブロウアウト。
そして夕方は北風のクロスショアにまでスイングし、
スナべはまたまた冬型のノーススエルでサイズアップしてきた〜
まさに季節の変わり目、目まぐるしく変化していく沖縄の海やっさ〜〜
スナべのタイフーンスエルでやりきっった感もあり取材は終了し、
翌11月3日、2週間の滞在を終え帰阪することになった。
29歳の時初めて沖縄へ足を踏み入れ、翌年1989年から沖縄取材を始め、
以来35年毎年の沖縄詣を欠かした事はない。
今春4月にハワイから帰国するや、カズ坊(宮城豊和)の突然の訃報には愕然とした。
前回そして今回の沖縄取材でもカズ坊が海に居ないことが不自然で不思議で寂しくて悲しかった。
カズ坊が居たら今もきっと楽しいセッション・大笑いの宴となっていた事だろう。
そんなカズ坊への想いを込めて、沖縄の海に感謝を込めて、アリ乾杯〜〜〜〜!!
@ Sunabe
Kazuma with Tatsu & Yuki
Haruto Maeshiro
Arisa with BF
Hidetaro
Shogo with Haruto
Taizo
Satoru
R.I.P. Kazubo
https://hardreef-miraiproject.com/
@ Yanbaru
@ Naha Okinawa
@ Akashi Kaikyo Ohashi
暦はもう11月、初冬の空気が感じられる内地。
ハワイ入りまであと僅かとなった、、、
もう台風が来なければ、この沖縄が今季日本最後の取材になるかもかも、、、
今季も日本各地での取材にご協力いただきありがとうございました〜〜〜