Boyz @ End of The Road
2月25日から3月18日までの３週間にわたるNSAタヒチ強化合宿が終わり、
新たなタヒチトリップが3月19日から始まった。
事の発端はヤスタク事ヤスイタクミ君と昨年から何処かトリップに行こうと計画を練っていた。
冬のノース真っ盛りの頃、ヤスタクから連絡があり、3月タヒチに行きませんか？と、、、
昨年のリアルやダイキのチョポアタックを見て、自分もチャレンジしてみたいと言ってきた。
そこで3月の第４週から第５週の２週間というスケジュールを立てた。
ヤスタクのリクエストもあってハワイに居たリアルとダイキを誘い、
更に今冬パイプで素晴らしいチャージを見せてくれたケンシンとショウゴにも声をかけた。
各々お金の工面もあるのですぐには返事を貰えなかったが、
最終的にこのヤングガンズの編成で今回のタヒチトリップを行うことになった。
その後NSAタヒチ強化合宿に参加することが決まり、
自分は３週間の合宿後もタヒチに２週間居残ることにし、
リアル、ダイキも合宿後引き続きタヒチに残ることになった。
そしてショウゴ、ケンシン、ビデオ担当のマエダ君が3月18日の夜タヒチ入りし、
昨年同様エンドオブザロードにあるサイモンハウスにステイしながら
２週間のチョポ取材が始まった。
一方旅の発起人でもあるヤスタクは
かつてタヒチに来た事のあるナカムラショウタからのアドバイスで
チョポをやりたいなら２週間なんて勿体ないし、そんな甘くないと忠告され、
取材とは別に3月4日単独でタヒチ入りし、
一人サイモンハウスに泊まりながら、チョポまでパドルアウトの２週間を送っていた。
当然合宿チームとラインアップで会うことはあったが、
ヤスタクは自分のペースとリズムを守りながら黙々とチャージし続けていた。
そしてたった一人の２週間が過ぎ、サイモンハウスは一気に７人に増え、
もちろん船は導入し、合宿時とは違い完全自炊体制でいつものチョポ取材に突入していった〜
Takumi Yasui
キッズ時代から才能溢れるサーファーとしてノースショアアタックを繰り返してきたヤスタク。
１時のブランクを経てコンテストシーンに戻ってきたと思ったら、
クラマスや種子島、日向で優勝するなどブランクを感じさせないスキルの高さを証明してみせた。
最近では結婚そして一児の父としてネクストステップのサーフィンライフを築いている。
Daiki Matsunaga
パイプで目を見張るチャージでその名を轟かせ、
昨年の伝説とも言えるチョポアタックではすでにネクストレベルへと駆け上がったダイキ。
シャイな性格から想像もつかない攻撃的なアプローチはまさにワールドクラスと言える。
Kenshin Matsunaga
兄にダイキ、姉にリナといったサーフィンファミリーの中で育った末っ子のケンシンだが、
サンセットでの修行、そして昨年のチョポアタックを経ていよいよパイプでドミネイトしてきた。
とりわけ今冬12月30日のパイプでウェイブオブザデイを決めたパフォーマンスは、
16歳とは思えない怪物級、衝撃的なライディングだった。
Real Ito
ここに来てパイプライナーの風格が出てきたリアル。
ラインアップでは忍者のように気配を消し、気がつけばベストセットを乗り込んでくる。
リアルとチョポの相性は抜群で、波とりわけチューブとの呼吸・タイミングは絶品で、
まさにスピッツアウトキングと言っても良いだろう。
Shogo Harada
昨夏のプエルト修行、100デイズインメキシコの成果が今冬のハワイで開花したショウゴ。
今回のメンバーの中ではヤスタクと共に初めてのタヒチ・チョポを経験。
２週間の取材が終わってもケンシンと１週間居残り、
更にケンシンが帰国した後も４週間のばし、今現在もチョポにロックオンしている。
チョポはかつてシークレットポイントとしてエンドオブザロードと言われていた。
タヒチイティ西面の突き当たりで、その先は車道がなく住民は船を利用している。
だから美しい自然が今なお保たれているエリアなんだ。
波が良い時は船でゴーアウト〜〜〜
波が小さい時はパドルで行ったり、、、
サイモンハウスはエンドオブザロードにひっそりと佇んでいる。
Yasuo Maeda with Kenshin
時間がたっぷりある時は焼き番長・マエダ君によるBBQ〜〜〜
Sunset @ Teahupoo
西の空がエキゾチックに焼けていく、、、、
