Reo Inaba @ Pipeline 7:41 am
ヴァレンタインデイのパイプデイ・VOL-2。
ガスチェンバーのベンジーハウスから、タウンのゲンハウスに引っ越ししたレオ。
今朝はココだとばかりに午前6時45分にパドルアウト。
その甲斐あって混雑する前クールに良い波をゲッツ〜〜
ローカルにピークを占領されるとサッと上がるところもレオらしい。
しばし撮影しているオイラの横で談笑〜〜
頃合い見て再びパドルアウトしセカンドセッションに入った。
そして午後1時半コナウインドが吹き始め、手前の波を乗って上がろうとしたらワイプアウト〜
その同じ波をバックドアに行ったハードコアサーファー・マイキーレッドも同じくワイプアウト。
そしてマイキーレッドは頭からリーフに叩きつけられノックアウトし海面に浮上してこなかった。
マイキーの異変を感じたパイプは騒然となり、
ピークからサーファーが、ビーチからライフガードがレスキューに入った。
当然同じ波に乗ったレオもレスキューに入ったが、もう水の中は波と人でもみくちゃ状態。
敏速なレスキューによってビーチで蘇生したマイキーは意識を取り戻し、
ライフガードの肩に担がれ救急車に乗り込んで行った。
毎冬起こるサーフィン中の事故、あってほしくはないが、
あの波ではいつ何時、誰でもが起こりえるのだ。
自分も丁度10年前、水中撮影中に同じくバックドアでリーフに叩きつけられ、
頭陥没44針、首の骨を二箇所折るという大怪我を経験してきた。
死んでしまった人、不随になってしまった人、脳障害を患ってしまった人、
それでもこの危険極まりないこの波に挑むのは何なんだろう、、、
正直異変が起きた時、一瞬レオか?とさえ思ってしまった。
レオもまさか同じ波でバックドアサイドに行ったマイキーが、
こんなことになるなんてと複雑な心境だったに違いない。
コナウインドによって一旦ブロウアウトしたパイプだったが、
1時間もすると再びトレードウインドが吹き出し、
またまた6〜10ftのパイプ&バックドアが蘇ってきたが、
この日、レオはもうパドルアウトすることはなかった。
7:41 am
11:57 am
Mikey Redd & Reo Inaba 13:25 pm
13:28 pm