2/14 Hawaii Day vol-2

Naoya Kimoto

Naoya Kimoto
サーフィンフォトグラフ界の巨匠、重厚なショットが魅力のKINこと木本直哉。 16才でサーフィンを覚え、20才からサーフィンフォトグラフィーの道を歩みだす。1981年から冬のハワイノースショアに通いだし、現在も最前線で活躍中。

GS6A5438 (1)

Reo Inaba @ Pipeline  7:41 am

 

ヴァレンタインデイのパイプデイ・VOL-2。

ガスチェンバーのベンジーハウスから、タウンのゲンハウスに引っ越ししたレオ。

今朝はココだとばかりに午前6時45分にパドルアウト。

その甲斐あって混雑する前クールに良い波をゲッツ〜〜

ローカルにピークを占領されるとサッと上がるところもレオらしい。

しばし撮影しているオイラの横で談笑〜〜

頃合い見て再びパドルアウトしセカンドセッションに入った。

そして午後1時半コナウインドが吹き始め、手前の波を乗って上がろうとしたらワイプアウト〜

その同じ波をバックドアに行ったハードコアサーファー・マイキーレッドも同じくワイプアウト。

そしてマイキーレッドは頭からリーフに叩きつけられノックアウトし海面に浮上してこなかった。

マイキーの異変を感じたパイプは騒然となり、

ピークからサーファーが、ビーチからライフガードがレスキューに入った。

当然同じ波に乗ったレオもレスキューに入ったが、もう水の中は波と人でもみくちゃ状態。

敏速なレスキューによってビーチで蘇生したマイキーは意識を取り戻し、

ライフガードの肩に担がれ救急車に乗り込んで行った。

毎冬起こるサーフィン中の事故、あってほしくはないが、

あの波ではいつ何時、誰でもが起こりえるのだ。

自分も丁度10年前、水中撮影中に同じくバックドアでリーフに叩きつけられ、

頭陥没44針、首の骨を二箇所折るという大怪我を経験してきた。

死んでしまった人、不随になってしまった人、脳障害を患ってしまった人、

それでもこの危険極まりないこの波に挑むのは何なんだろう、、、

正直異変が起きた時、一瞬レオか?とさえ思ってしまった。

レオもまさか同じ波でバックドアサイドに行ったマイキーが、

こんなことになるなんてと複雑な心境だったに違いない。

コナウインドによって一旦ブロウアウトしたパイプだったが、

1時間もすると再びトレードウインドが吹き出し、

またまた6〜10ftのパイプ&バックドアが蘇ってきたが、

この日、レオはもうパドルアウトすることはなかった。

 

 

 

 

 

GS6A5424 GS6A5428 GS6A5432 GS6A5434 GS6A5436 GS6A5437 GS6A5438 GS6A5439 GS6A5442 GS6A5444 GS6A5446 GS6A5451 GS6A5453 GS6A5455 GS6A5456 GS6A54587:41 am

 

 

 

 

 

 

GS6A6711 GS6A6713 GS6A6718 GS6A6720 GS6A6721 GS6A6724 GS6A6725 GS6A6726 GS6A6727 GS6A6728 GS6A6729 GS6A6730 GS6A6732 GS6A6733 GS6A6735 GS6A6737 GS6A6738 GS6A673911:57 am

 

 

 

 

 

151931277_1054900998355194_4082148762755349944_nMikey Redd & Reo Inaba  13:25 pm

 

 

 

 

GS6A697313:28 pm

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近の記事

関連する記事