昨日突然、3月24日の正午をもって、
オーストラリア国際線トランジットのロックダウンが発令され、
急遽新たにチケットを購入し、今日の夕方便でオークランドをアウト〜
オークランド空港はこの異常事態にパニック状態。
パッセンジャーしか空港内に入れなく、
そのパッセンジャーもビルの中に入るのにチェックを受けるため、
空港の外は長蛇の列となる始末。
チェックインカウンターはもちろん大混雑で、至る所でトラベラーが座り込んでいる。
こんな混乱を予想して早めに空港入りしたが、何故かカンタスだけは空いていた。
かなり早めの4時間前にはチェックインでき、
大混雑するチェックインエリアからがら空きのゲートへと進むことができた。
荷物も羽田までスルーするのでオーストラリア入国はなく、
明日正午のトランジットロックダウン前にはゲットアウトできる予定だ。
それでもどこかで歯車が狂えば、
ニュージーランドないしはオーストラリアでのスタックを余儀無くされる、、、
そんな心配をよそに予定通りオークランドを飛び立ち、3時間のフライトでシドニーへ〜
シドニーでは入国せず4時間のトランジット〜
今オーストラリに入国する人は皆、
ISOLATION DECLARATION CARD – Coronavirus (COVID-19) に滞在先を記して、
2週間の自主隔離を行わなければならない。
しかしオーストラリアはもう3月30日をもって出入国を禁止する措置を取るため、
これからの入国はつまり暫くの間オーストラリアスタックとなるわけだ。
もし今夜の便が出なかったらオイラは間違いなく立ち往生となってしまう。
ニュージーランドからのトランジットパッセンジャーは少なかったが、
シドニーから帰国する乗客がどんどんと増え始め、出発前にはフルオン状態となった。
ほとんどが日本人で留学生の姿が多く見られた。
先の見えない国封鎖に余儀なくされての帰国なんだろう。
ようやく午後9時頃から飛行機に乗り始めた頃、
丁度目の前にあったテレビでは、
水曜からニュージーランドがロックダウンするとのニュースが流れていた、、、
ニュージーランド出発が後1〜2日遅れていたら、、、
と思うと背筋が凍る思いになった。
色んな想いが駆け巡る中、カンタス25便は羽田に向けて、
無事シドニー空港を飛び立った〜
正直まさかここまでの非常事態になるとも思わず、
ニュージーランド&オーストラリアトリップを敢行したが、
コロナ感染の急速な事態悪化に伴い、
試合キャンセルだけに留まらず、大国がロックダウンするという、
かつてない危機管理を急速に施行する政府の姿勢は本当に凄かった。
今、国が国民を守るにはこれしかないだろう。
経済悪循環とか言っている次元ではなく、まずは命を守るという事、
を今回のトリップで痛感した。
9時間のフライトを経て東京・羽田空港に到着、、、
検疫でどんな検査が待っているのだろうと思っていたら、
いつもの検疫と変わらず、イミグレもカスタムも普通にスルーし入国。
日本人、外国人にも2週間の自主隔離の要請もなかった。
他の国では徹底的な入国措置を取っているにも関わらず、
この日本の緩さは何だろう?と呆れるというより、逆に怖くなってしまった。
こうして3月10日に出発、そして3月24日に帰国、
2週間の短いようで長かったNZトリップが終了した。

ニュージーランド・オークランド空港を離陸〜〜


3時間のフライトでシドニーへ〜〜
アケちゃん〜ドリンクオンしたかったけど行けないよ〜〜ワラ


映画観て寝たら午前5時に羽田空港に到着〜
すんなり入国後国内線に移動し、
当日買いとしては一番安かったスカイマークで神戸空港へ〜


相模湾&駿河湾を眼下にのぞみ、富士山に期待したが、
丁度真上を飛び見ることができなかった〜

して神戸空港に到着〜〜〜
天気は春うららでゴージャス〜


神戸空港から関空までは高速艇・ベイシャトルで30分〜
関空で預けていた車をピックアップし、阪神高速で帰宅。
これにて旅が完遂。




NZのビューテホーネイチャー、アメイジングカラーに感動・感謝。
色々あったけど、やっぱ旅して良かった〜〜