@ Haruka Nanki Wakayama Japan
台風10号の南東スエルによって覚醒し出してきた南紀のハルカポイント。
タイフーンスエルが岬をラップして入ってきているので、
午前中は思ったほどサイズアップして来なかったが、
ファーストリーフにヒットしてくる波はせせり上がり、
ビッグAフレームとなって、迫力のあるバレルを形成していた。
風はオフからクロスショアで強かったものの、さほど雨も降らず、
天候に恵まれた1日となった。
撮影とレスキューも兼ねて、今日はジェットスキーを導入し、
オールデイ・ハルカ・ロックオンの態勢で臨んだ。
その結果、夕方セッションでついにハルカの本領が発揮されるセットが来出し、
今回の台風で素晴らしいビッグウエイブセッションを切り撮ることができた。

今回は伊良湖からフミ君が自分のジェットスキーを徹夜で南紀まで運んでくれ、
ほとんど寝ずに丸一日ジェットスキーの運転を務めてくれた。


タイフーンウインドがもろ絡み、東寄りのオフ〜クロスショアで、
かなりフェイスはバタバタだったが、これもまた日本のビッグウエイブスポットの特徴だ。

Masaru Kase
新島出身で千葉在住のカセマサル。
寡黙で地味なキャラだがビッグウエイブに賭ける想いは熱い。
千葉ではショットガンクルーの一人でもあり、
毎冬のノースショア詣でも欠かさないソウルサーファーだ。
昨年、ゲンキ君のアテンドによって初めてのハルカを味わい、
今年もこのチャンスを狙って千葉からのロングドライブを駆使してやってきた。
Masaru Kawano
大阪サーファーのカーマンも足繁く和歌山に通い、
ハルカがブレイクする時はラインアップに身を置くスタイルだ。
Kiyoshi Kaneda
最近手術をして退院したばっかのカネダキヨシ。
入院生活ですっかり体力が落ちてしまったとのことで、
今回はスローなペースでセッションに参加していた。







Genki Horiguchi
奇跡のリーフ・ビッグウエイブスポット・ハルカのファウンダーでもあるゲンキ君。
今回は自身シェイプの9’5”・ツインフィンガンで、いつになく猛チャージしてくれた。
今年で65歳になるゲンキ君だが、果てしない波への求道者として、
常に海と共に、ラインアップに身を置く、と言う姿勢を徹底していることには頭がさがる。



台風10号による南紀・ハルカセッションの模様でした〜〜
台風8&9号の四国セッションの模様は追ってアップしていきますね〜〜