@ Rangiroa Tuamotu French Polynesia circa late 90′s
本日のノース、昨日より少しサイズアップしてNNWの３〜５〜だが、
朝から北寄りの風でゲッツジャンク、、、
３月に入ってここまでの３日間は午前中風が入らずコンディションを保っていたが、
またまた冷たいサイドオンショアを喰らい出してしまった〜〜
なので本日はノーシュート、明後日からオーストラリアトリップに出かけるので、
そろそろ旅の準備をせねば〜〜〜
@ Rangiroa Tuamotu French Polynesia
一方、フレンチポリネシア・ツアモツ諸島にあるランギロア島では、
QS1000・エアータヒチ・ランギロアプロがキックオフされた。
日本人の参加はないが、初日からランギロアのノースパスでブレイクする
ライトハンダーが炸裂し、タヒチアンやハワイアンのチューブ合戦が展開された。
ツアモツ諸島はタヒチの北東部に位置する環礁の島々だ。
山・緑豊かなタヒチとは異なり、山などなく白い珊瑚でできた小さな島が連なっている。
30代前半からタヒチに通い出し、あのチョポとの出会いによって、
10年近く毎年チョポ巡礼を繰り返してきた。
タヒチではモアナデヴィッド（ポトの兄）ガイドの元、毎回タヒチの凄い波に遭遇してきた。
そのモアナがオージーのクリスオキャラハン（現WSLタヒチプロのディレクター）
とタグを組み、新たにツアモツ諸島へのボードトリップビジネスをスタートさせた。
未開の地に広がる夢のような波を求めて、
オイラの旅もタヒチからツアモツへと炎上していった〜
当初はタヒチから船で出発して１〜２日かけてツアモツ諸島へと航海していたが、
海・風がラフなコンディションの時は、途中でタヒチに引き返すこともあったりと、
インドネシア・メンタワイの様にはうまくいかなかった。
そのうち船体をツアモツに置き、
サーファーはタヒチからツアモツへとスモールエアプレーンで向かうスタイルになっていった。
ツアモツにはランギロアを始め、アパタキ、ティキハウ、ファアイテアなどの島があり、
その中でもランギロアが一番フライトの便利が良く、
ツアモツボードトリップはランギロアスタートになることが多かった。
ランギロアはビッグスエルもホールドする棚でパワフルなライトハンダー。
アパタキには北と南にパスがあり、
特にサウスパスのレフトは世界一級のパーフェクションと言えるクォリティだ。
またティキハウのライトはウエストスエルにも反応するラブリーライトハンダーだ。
誰もいないツアモツのパスで日本人だけのセッションができるなんて、
今から思えばなんて贅沢なことだったんだろう。
パスの奥底、静かなアトールの中にアンカーを打ち、
目が覚めるとパスのブレイクのすぐそばの横付けし、丸一日サーフサーフ。
雨が来ても雲を遮る山など無く、椰子の木が一番高いツアモツでは、
パッシングシャワーの様に雨も雲も過ぎ去ってしまい、
またその後は真っ白な珊瑚の照り返しが来るギラギラサンシャインの１日となる。
そんなゴージャスなツアモツボードトリップも、
やはり船のメインテナンス費や人件費がインドネシアとは違ってバカ高く、
採算が取れずに船を売却することになり、
数年という短い間だったツアモツボードトリッププロジェクトも終了してしまった。
しかし今となれば、タヒチ・チョポではCTイベントが毎年開催され、
ランギロアでもQSイベントが行われる様になった。
あのピカピカのコーラルリーフの上で炸裂する、
クリスタルウォーターのホローブレイクは、
時を経ても何も変わらず微笑んでいることだろう。
@ Tuamotu French Polynesia
@ Rangiroa Pro
Maxime Ratia
Teoro Tahutini
Cole Frye
Tyler Newton
Maukini Raioha
http://www.worldsurfleague.com/events/2019/mqs/2950/air-tahiti-rangiroa-pro-2019
