http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mct/2856/billabong-pipe-masters
本日のノース、NNWスエルでサイズアップし、6〜8〜
一連のノーススエルによって砂がパイプに寄り、
パイプチャンネルがサンドバーになってしまい、
そこにノース寄りのセットが来ると、掘れ掘れどダンパーとなるコンディション。
更にNEウインドが吹き荒れ、クラッピー・ウインディコンディションで、
パイプマスターズ・デイー1がスタートされた。
今日はパイプインビテーショナル・32名によりトライアルが行われ、
ファイナルの上位2名のみが本戦へのワイルドカードを手に入れることができる。
そんな貴重なたった32名のシートにワキタが選ばれ、
今日が47歳の誕生日でもあったワキタはなんと2度勝ち上がり、
セミファイナルにまで進出した。
スケッチー・ハードなコンディションの中でも、
ワキタはブレずに自分の狙う波だけに絞り勝ち上がって行ったのだ。
そしてファイナルは1位・オージー・ライアンキャリナン、2位・ハワイ・ベンジーブランド、
3位・ハワイ・トレイメイスター、4位・オージー・ソリベイリーとなり、
ライアンとベンジーが本戦へのチケットを手に入れた。
@ Pipeline
コンペティター泣かせのシャットダウンが多かった今日のパイプ。
Takayuki Wakita R-1/H-4

ノーススエル&サンドバーによりシャットダウンがほとんどのパイプに皆が苦戦する中、
ワキタは2本目でプルイン〜ドギードアを試みたが出口でワイプアウト〜これが0.97pt
そしてしぶとく奥のポシションでメイカブルなレフトを待ち、
ついにビハインドからすっぽり被りカムアウト〜これに4.27ptがつき、
メイソンホーの最後の追い上げも3.63ptに留まり、2位でラウンドアップした。
Takayuki Wakita QF/H-1

クォーターファイナルでは、2本目で軽くチューブに被って1.77pt
他の選手も2点〜1点台で皆が苦戦している中、
最後の最後でディープポジションからプルイン〜ギリギリのドギードアを駆使して、
4.10ptを叩き出し、4位から一気に1位となり、トップ通過でセミファイナルへ〜
Takayuki Wakita SF/H-1

セミファイナルも相変わらずシャットダウンばかりのパイプ。
流石のワキタもメイカブルな波を捉えられずに4位で敗退。
ファイナルに進出することが出来なかったが、
このジャジャ馬のようなコンディションのパイプで、
またこれだけのメンツを相手に、
最高齢コンペティターのワキタが、
いや誰よりもタフなワキタだからこそ為し得た快挙と言える。
Makaii McNamara
一流のパイプライナーでもヘビーワイプアウトを避けては通れなかった。
4th Soli Bailey
3rd Torrey Meister
2nd Benji Brand
Ryan Callinan

Ryan & Benji gets Wild Card

