S.LEAGUE第2戦が2024年10月17日(木)~10月20日(日)伊豆多々戸浜で開催されました。
ショートボード第2戦 SHORTBOARD #2
マスターズ第2戦 MASTER’S #2
さわかみ伊豆下田プロ
SAWAKAMI IZU SHIMODA PRO
日曜日の最終日、セミファイナルまで進行した時点で一時中断となり、3時間近くのウェイティングとなったが、運営側の的確な判断が功を奏し、波のサイズが少しアップし、コンディションが回復した状態で再開された。
佐藤千尋がマスターズ初優勝!
MASTER’Sファイナルでは脇田貴之、山田桂司、佐藤千尋、そして地元の今村厚のメンツでの激しい戦いとなった。
序盤から激しくライディングを魅せ、ライディング後のジャッジや観衆にアピールする姿や、ライディングが自分が思ったようにうまくいかなかったときは悔しがる姿を見せるなど皆が闘争心むき出しの戦いで見どころのあるファイナルとなった。
序盤は山田桂司がリードすると目まぐるしく順位が入れ替わる状態に!
佐藤千尋がエアーを魅せるも1本目はコンプリートならず。
試合終了間際に再度エアーを魅せ、今度はコンプリート!
見事に逆転に成功し佐藤千尋が優勝を決めた。
なんと30分ヒートで15本のライディングを記録するという結果となった。








もう出来すぎですね。
本当に素晴らしい結果でした!たくさんの人に「絶対優勝してくる!」と宣言していたので、優勝するつもりで臨みました。それに加えて、エアーや新しいマニューバーもマスタークラスで披露できたらいいなと思っていました。ファイナルでは逆転もエアーを決めてできたので、まさに思い描いていた以上の結果でした。
下田は、すごく魚が釣れるんですよ。僕は釣りが大好きで、サーフィンも良い波が立つし、海が綺麗で本当にいい場所ですね。下田の皆さん、ありがとうございます!
心から感謝しています。次の志田下の大会にも出ようと思っていますので、優勝できるよう頑張ります。応援よろしくお願いします!

小林桂が伊豆の戦いで3連覇!
男子ファイナルはローカルの足立海世と下田での相性の良い小林桂の顔合わせ。
NSAの全日本でも優勝し、ホームで地元の応援を受ける足立は果敢に攻めたライディングを披露し、会場を沸かせる。
小林桂もWQS3000御前崎で優勝し、好調さを見せつける。
しっかりとポイントを重ねていき、魅せるライディングも披露。しっかりとした試合運びをし、フィニッシュ。
2018年・2019年と続き3連覇を達成!









3連覇を意識して、この大会に臨みました。
この優勝を誰に伝えたいかというと、そうですね。今回は家族や友達、そして応援してくれた皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです。ここでのS.LEAGUEの大会を支えてくれたローカルの皆さんのおかげで試合ができました。波がちょっとハードだったのですが、それもテンションが上がる要因になり、すごく楽しかったです。これからも、もっともっと試合に出たいので、今後ともよろしくお願いします。ありがとうございます!
中塩佳那が開幕2連勝!
女子もワンオンワンでの戦い。川瀬心那と中塩佳那は1戦目と同じ顔合わせに。
試合は序盤から中塩佳那が先手を取りリードしていき、川瀬心那もポイントを重ねじわじわと迫ってくる。
しかし試合のリズムは中塩佳那が抑えそのまま優勝!
開幕から2連勝となった。







めちゃくちゃ嬉しいです!
多々戸ではNSA時代以来の試合でしたが、最後にここで試合をしたのは、確かASP時代のグロムの大会だったと思います。それからかなり時間が経ちました。
ここで、小さい頃に試合をしていた場所で優勝できて、本当に嬉しいです。素晴らしいランキングを見せることができましたし、ファイナルヒートでは川瀬選手と戦いました。同世代で頑張ってきた二人が、このファイナルで戦えたことは特別です。川瀬選手も本当に上手い選手ですし、彼女の実力をしっかり感じながら、私は全力を出さないと勝てないと思いました。もちろんいつも全力で挑んでいますが、今回は負けられないと強く思いました。素晴らしい試合ができて本当に楽しかったです。
次はクラウド9でQSがありますので、引き続き応援よろしくお願いします!
4日間、さまざまなコンディションの中、本日は本当に寒い中お疲れ様でした。そして、このS.LEAGUEが伊豆下田で、5年ぶりに開催できたことを心から嬉しく思います。スポンサーのさわかみ様、下田市の行政、そしてローカルの方々、本当にありがとうございます。
思い返すと、私が小さい頃、白浜海岸でプロサーファーやローカルヒーローたちを見て、「プロサーファーはかっこいいな、なりたいな」と思ったのが始まりでした。その夢を抱いたのはまだ10歳くらいの頃でしたが、こうしてプロになれたこと、引退とは言えませんが、今もフリーサーフィンを続けています。夢を与えてくれる今日のファイナルは、特に波も上がり、選手たちの素晴らしいパフォーマンスが見られました。
今日、下田中学校にサーフィンクラブができたことも嬉しいです。昨日も今日も、子供たちが素晴らしいパフォーマンスを観ることができるのは、ここにS.LEAGUEが来なければ実現できないことです。本当に感謝しています。選手の方々、夢を与えてくれてありがとうございます。
S.LEAGUEとしては、全国各地を巡り、コミュニティと繋がりながら、盛り上げていけるプロサーフィンツアーを目指しています。また来年も、伊豆下田の多々戸ビーチ、白浜ビーチ、入田、大浜といった場所に戻ってきたいと思っていますので、下田の皆さん、下田市様、さわかみ様、どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。
表彰式の後にはサイン会も開催されました。





次節の戦いは、ショートボードの大会が2024年11月21日(木)から11月24日(日)にかけて開催され、予備日は25日となります。舞台はマルキ(千葉県鴨川市)での戦いです。
次の戦いも非常に楽しみです。