波伝説のライダーとしてご活躍いただき、パイプマスターズにおいて日本人初のパーフェクト10を記録した日本屈指のパイプライナーとして知られ、日本プロサーフィン連盟(JPSA)の副理事長を務めた小川直久プロ。
1995年にJPSAグランドチャンピオンを獲得し、30年以上に渡り第一線で戦い続けた小川プロ。
2021年5月に大腸がんを公表。20年10月頃から体調の異変を感じたことから検査を受けた結果、大腸がんと診断され、21年に摘出手術を受けたことを報告していた。治療を経て、22年4月には、パリ五輪に向けた特定強化選手に選出され、男性選手8名のうち、当時49歳11か月の小川プロは最年長だった。
2023年5月23日、小川直久プロが逝去された。
この突然のニュースにサーフィン業界は衝撃が走り悲しみに包まれた。
2023年6月25日に鴨川グランドホテルにてお別れの会「In Memory of Naohisa Ogawa “Silver Bullet” Forever in Our Hearts」」が実施され、たくさんの人たちが弔問に訪れた。
会場には小川プロの獲得したトロフィーや、雑誌の表紙を飾った一覧、多くの写真が展示され、小川プロの残した功績がとても大きいことがわかる。
会場に入りきらないほどの多くの方が訪れ、小川プロは本当に人望の厚い人であったことがわかる。
会場では小川プロの経歴の紹介やOIOI丸井プロサーフィン世界選手権大会の映像などが流れ、小川プロのライディングに歓声が上がった。
小川プロと縁の深かった友人が代表してスピーチを行った。
とても悲しいニュースではあるが、小川プロの残した功績などは一生消えることはないであろう。
彼の志などを次の世代が引き継いでいきたい。
小川直久プロありがとうございました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。