【Women’s QS最終戦】都筑プロのクオリファイはCT最終戦に委ねられる!

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オーストラリアNSW州で開催されたWomen’s QSの最終戦Port Stephens Toyota Pro presented by Sisstrevolution QS6,000が終了。

イザベラ・ニコルズが同じくオーストラリアのメイシー・キャラハンとの決勝を制し、2020年のCTツアー参加の権利を得た。
ニコルズは、最初の2つのQS6,000にて準優勝を果たし、エリートツアーに向けて堅実な位置にいた。
最後の主要なイベントで優勝し、2019年のQSチャンピオンという2つのタイトルをも手に入れることになった。

「この感情を言葉で表すことができません。今シーズンは、2回の準優勝がありましたが、優勝はありませんでした。今年最後のイベントで優勝することができるなんて夢みたいです。QSイベントで優勝することが目標だったんです。そしてランキングでも1位になるなんて本当に最高です。」
ニコルズは喜びをあらわにした。

祝福されるイザベラ・ニコルズ/ WSL / Ethan Smith

祝福されるイザベラ・ニコルズ/
WSL / Ethan Smith

ニコルズは、最終日の全ヒートで、パーフェクトに近い9.77ポイントを含むエクセレントスコアを叩き出して最も際立っていた。
キャラハンとのファイナルでは、残り5分でエクセレントをスコアし、試合を決めた。
「ここは私がサーフィンしてきたなかで、最もおもしろいビーチブレイクの一つです。期間中は波に恵まれ、最終日は波も上がってくれました。メイシーとの決勝も楽しめました。調子の良さそうな彼女に勝つことができてとてもうれしいです。」

まだにオンファイアーのニコルズ/WSL / Ethan Smith

まさにオンファイアーのニコルズ/WSL / Ethan Smith

本年度のCTツアールーキーのメイシー・キャラハンは、CTでもQSでも良い結果を出せずに苦しんだ。
来年もCTツアーに参加するには、今大会で決勝進出が絶対条件だった。そして彼女は、その重圧を打ち破り、見事にドリームツアーへの切符を手にした。

「きょうは、昨年と全く同じ気持ちでした。」キャラハンは話した。
「とてもナーバスでしたが、なぜか自信がありました。たぶん私はこのビーチが好きなんだと思います。ヒートに集中して良い演技ができるように心がけました。とても長い一日に感じ疲れましたが、波が良かったです。ベラ(ニコルズ)とのファイナルを共有できたことはとても素晴らしく、彼女と一緒にツアーに回れることはとても嬉しいです。彼女に負けたけれど、私はとても嬉しいです。」

来シーズンもCTを回るキャラハン/WSL / Ethan Smith

来シーズンもCTを回るキャラハン/WSL / Ethan Smith

そして、キーリー・アンドリュー(オーストラリア)とブリサ・ヘネシー(コスタリカ)の2名が2020年のエリートツアーを保証された。
アンドリューは2018年にはツアーを離脱することになったものの、今シーズンはタイラー・ライトの怪我による長期離脱による埋め合わせとしてCTツアーを回った。そして本大会の15位フィニッシュで、2020年のツアー参加が認められた。
一方、へネシーは、本大会の3位入賞で、2年連続のCTツアー入りが決定した。

残念ながらトップ16で惜しくも敗退した日本の前田マヒナプロは、2020年CTツアークオリファイへの挑戦が絶たれることになった。

都筑プロのCT入りは、ヘネシーのCT最終戦の結果に委ねられた/ WSL / Tom Bennett

都筑プロのCT入りは、ヘネシーのCT最終戦の結果に委ねられた/
WSL / Tom Bennett

そして、日本国民が注目する検索結果
ウェブ検索結果都筑有夢路プロのCT入りは、CT最終戦のマウイでのブリサ・ヘネシーの結果次第となる。
ヘネシーがCTで10位を死守すれば、都筑プロは2020年CTツアー最後の一席を確保することになる。

qs

Women’s CT最終戦は、11月25日よりマウイ島でスタートする。
https://www.worldsurfleague.com/events/2019/wct/2926/lululemon-maui-pro

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