【QS6,000 Vissla Sydney Surf Pro速報】デビッド・シルバ、ニッキ・ヴェン・ダイクが優勝!

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オーストラリア・シドニーのマンリービーチで開催されたQS6,000 Vissla Sydney Surf Proは、メンズがデビッド・シルバ(ブラジル)、ウィメンズがニッキ・ヴェン・ダイク(オーストラリア)の優勝で幕を閉じた。
ファイナル・デイは、スモールコンディションとなったものの、週末のマンリービーチにはたくさんの観客が詰め掛けた。

デビッド・シルバは、同じくブラジルのアレホ・ムニーツとともにファイナルへ進出。
シルバは、小波にも関わらず、美しいレイルサーフィンでのラジカルなアクションとアーリーウープとエアリバースをコンビネーションした10ポイントライドでファイナルを支配。
18.83のトータルスコアで勝利したシルバは、価値ある6,000ポイントを獲得し、QSランキング上位に躍り出た。

「マンリーはとても良いビーチなので、本当に嬉しいです。シーズンの良いスタートになり、良い友人とファイナルを戦えたことも良かったです。ベストリザルトを残してブラジルに帰れることが本当に嬉しいです。」(デビッド・シルバ)

パーフェクト10を記録したデビッド・シルバ/WSL / MATT DUNBAR

パーフェクト10を記録したデビッド・シルバ/WSL / MATT DUNBAR

昨シーズンはケガに泣いたアレホ・ムニーツは、早いラウンドでは思うように高得点が出せずに苦しんでいたが、2位フィニッシュで素晴らしいカムバックとなった。
「前回のニューキャッスルでは9位フィニッシュで、今回は親友についで2位となって本当に気分が良いです。ファイナルはコンビの差でボロ負けでした。デビッドとは昔から付き合いが長いし、家族のことも知っています。だから、この結果には満足していますし、落ち込んではいないですよ。」(アレホ・ムニーツ)

ニッキ・ヴェン・ダイクは、ハワイのマリア・マニュエルとファイナルで対戦。
エリートCTコンペティター同士で気の抜けない対戦となった。
2016年の同イベントでもファイナルで当たった2人の対決は今回もヴェン・ダイクの方に軍配が上がった。
ビクトリア州フィリップ島出身のヴェン・ダイクは、2018年CTの初戦であるRoxy Pro Gold Coastに大きな自信を持って臨むことになりそうだ。

ニッキ・ヴェン・ダイクはファイナルデイでオンファイアー/WSL / MATT DUNBAR

ニッキ・ヴェン・ダイクはファイナルデイでオンファイアー/WSL / MATT DUNBAR

「とても楽しい一週間でした。マリアとの対戦はいつもタフで、私ができる最大限のリップをしなければならないことは分かっていました。私は2年前にこのイベントで勝ち、マリアは昨年のイベントで勝ちましたから、ヒート中はライバル意識が高くなりました。また優勝できて嬉しいし、来週のスナッパーロックスでもベストを尽くしたいです。」(ニッキ・ヴェン・ダイク)

マンリーでは3年連続のファイナル進出となったハワイアン・ナチュラルフッターのマリア・マニュエルは、バックハンドで14.10のトータルスコアを記録したものの、ニードスコア7.44を更新できずに2位となった。
「コンディションに関わらず、とても楽しい一週間でした。強い選手たちとの対戦はとてもタフでしたが、マンリーの雰囲気が大好きなんです。最後の2日間を除いては素晴らしい波に恵まれ、ここに来てからたくさんサーフィンをすることができました。ニッキと再びファイナルで当たったことも良かったです。前回の対戦もきのうのことのように覚えています。来週から始まるCTシーズンもとても楽しみです。」

詳しい写真、ハイライト映像はこちらから
http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2623/vissla-sydney-surf-pro

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