【速報】パイプマスターにはジェレミー・フローレスが返り咲き、ジョンジョンが2年連続のワールドタイトルに輝く!

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2度目のワールドチャンピオンとなったジョンジョン・フローレンス/WSL / STEVE SHERMAN

オアフ島バンザイパイプラインの最終戦Billabong Pipe Mastersまでもつれこんだタイトルレースは、自力でファイナルへと進出したジョンジョン・フローレンスが2年連続でのワールドタイトルに輝いた。

ジェレミー・フローレス(フランス)とのファイナルでは、誰もがジョンジョンの勝利と念願のパイプマスターを信じていたものの、ジェレミーが終了間際にバックドアバレルでニードスコア8.27ポイントを満たす8.33をスコアし大逆転。2010年以来、2回目のパイプマスターに輝いた。

カノア五十嵐(アメリカ)は、今年も巧みなバレルのスキルを魅せつけてセミファイナルへと進み、ジェレミー・フローレスと対戦。2年連続のファイナル進出はあと一歩及ばずに3位フィニッシュとなった。
それでもダブルクォリファイを果たし、マイケル・ロドリゲス(ブラジル)やパトリック・ガダスカス(アメリカ)が来年のCTツアーへの参加が決定しそう。

また、2017年QSランキング1位グリフィン・コラピント(アメリカ)は、カリフォルニア勢で初のトリプルクラウン勝者となった。

WSL / STEVE SHERMAN

WSL / STEVE SHERMAN

コナー・オレアリー(オーストラリア)は、ラウンド2での勝利と、ジョアン・ドゥル(フランス)、フレデリコ・モライス(ポルトガル)のラウンド2敗退を受け、ルーキーオブザイヤーを獲得した!

ラウンド3進出を果たしてルーキーオブザイヤーとなったコナー/WSL / DAMIEN POULLENOT

ラウンド3進出を果たしてルーキーオブザイヤーとなったコナー/WSL / DAMIEN POULLENOT

10年間のツアーを送ったベテランのジョシュ・カー(オーストラリア)は、ラウンド3でガブリエル・メディーナ(ブラジル)に敗退。
「とてもほろ苦く感情的な瞬間でした。娘が泣きながらビーチに降りてきて、友達が僕を担いでくれました。続けていたいけれど、今は勝つことが全てではないことを学びました。これからは素晴らしい家族や友達、僕の周りの人に人生を捧げていきたいです。」と語った。
また、同じくベテランのビード・ダービッジも、CTでの最後のキャリアを祝福された。来年からは、オリンピックに向けてのオーストラリアのコーチとしてステップを踏むことになっている。
「これからすごく楽しみです。来年1月からは旅に出ます。人生の新たなチャプターが始まります。」と話した。

名誉あるキャリアを終えた2人のレジェンド/WSL / KELLY CESTARI

名誉あるキャリアを終えた2人のレジェンド/WSL / KELLY CESTARI

その一方で、ステュ・ケネディー、イーサン・ユーイング、ジャック・フリーストーン(オーストラリア)、ジャドソン・アンドレ、ウィゴリー・ダンタス、ミゲール・プポ(ブラジル)らは、CTツアーから外れることになった。

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