【Women’s QS6,000】Port Stephens Toyota NSW Pro Day2が終了

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(エピックコンディションとなったビルビビーチ/WSL/TOM BENNETT)

Women’s QSの最終イベントとなったQS6,000 Port Stephens Toyota NSW Proがオーストラリアで開催中。

会場となったニューサウスウェールズ州ポートステフェンス、ビルビビーチではエピックコンディションのなか、来季CTのクォリファイを賭けるトップシードたちが出揃った。

ラウンド4から登場した地元のフィリパ・アンダーソン(QSランク12位)は、夢のCT入り実現のためのオープニングヒートを11.47のトータルスコアでクリアした。

ラウンド4から登場したフィリパ・アンダーソン/WSL / ETHAN SMITH

ラウンド4から登場したフィリパ・アンダーソン/WSL / ETHAN SMITH

「最初のヒートはいつもナーバスになるの。早い段階で負けるわけには行かないから、本当に勝てて良かった。スコアする波を見つけるのが難しかったけれど、私たちの前のヒートではハイスコアが出てたから良い波が来ることはわかってたの。きょうは本当に自然の恩恵を受けた。最初のヒートが終わったからこのまま頑張りたいです。」(フィリパ・アンダーソン)
先日行われたマウイのビッグウェイブツアーに出場したファシリティ・パルマティアー(オーストラリア)もフィリパに次いでラウンドアップを果たしている。

ピアヒチャレンジ後すぐに現地入りしたファシリティ/ WSL / ETHAN SMITH

ピアヒチャレンジ後すぐに現地入りしたファシリティ/
WSL / ETHAN SMITH

そして、同じくオージーのヤングガンであるワールドジュニアチャンプのメイシー・キャラハンも、トータル14.07のハイスコアでファーストヒートを突破。

メイシーはクォリファイのチャンスを確実に広げている。/ WSL / ETHAN SMITH

メイシーはクォリファイのチャンスを確実に広げている。/
WSL / ETHAN SMITH

「クォリファイのことは考えないようにしているけれど、どうしても頭の片隅で考えてしまうの。波も良くてとても楽しいヒートだった。波が良いのはイベントにとっても良いことだし、選手にとっても大事なことだと思う。」(メイシー・キャラハン)

CT選手の一人であるフランスのジョアン・ディフェイは、ニューキャッスルで2月に開催されたQS6000Anditi Women’s Proの勝者でもあり、ビルビビーチでは初めてのサーフィンとなった。ナチュラルフッターの彼女は、オーストラリア東海岸にパワフルなフォアハンドで15.27をスコアした。

ジョアン・ディフェイのハンマーのようなターン/WSL / ETHAN SMITH

ジョアン・ディフェイのハンマーターン/WSL / ETHAN SMITH

そしてもう一人のCT選手であるカリフォルニアのセージ・エリクソンもラウンド4を支配した。
とてもスタイリッシュなナチュラルフッターは、CTランキング7位でポートステフェンでも大きな結果を残しそうだ。エリクソンは、16.43のトータルスコアでラウンド5へと進出した。

16.43をスコアしたセージ・エリクソン/ WSL / ETHAN SMITH

16.43をスコアしたセージ・エリクソン/
WSL / ETHAN SMITH

その一方で、彗星のごとく現れてCT入りが期待されるQSランク5位のキャロライン・マークス(アメリカ)は、元ワールドジュニアチャンプのイザベラ・ニコラス(オーストラリアQSランク22位)とともにまさかの敗退。
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リクォリファイを目指すディミティ・ストイル(オーストラリアCTランク11位)は、大村奈央プロとのヒートで敗退。
大村奈央プロと川合美乃里プロは、ラウンド5へ駒を進めている。
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あす日本時間の午前5時30分にはファーストコールがかかる予定。
CTへのクォリファイバトルも見逃せないが、日本人サーファーも残っているので、ライブで応援しよう!!

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