岩手20190522

Seiki Sasaki

Seiki Sasaki
岩手県大槌町出身。サーフィンの楽しさ、奥深さとサーファーのマインドを一枚の画に表現したく写真を撮り続け、また、東日本大震災で壊滅的な被害を受けた地元・浪板海岸と現在のホームポイント・仙台新港を中心に東北の海を記録し続けています。

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@IWATE

 

 

中国東北部の低気圧から伸びる寒冷前線が、昨夜から今日の朝にかけて日本の東海上へ抜け、風も緩やかになるという予報。どのくらいうねりが入ってくるのか前線があるため半信半疑だったが、深夜に仙台を経ち一路北へ。

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東日本大震災以降、工事が加速している三陸自動車道だが、宮城−岩手間がほぼ開通したおかげで、岩手まで今までの半分くらいの時間で入ることができた。

岩手に入るや否や、辺り一帯濃霧だったが、時間の経過と海岸線に近づくに連れ、青空が見え始めてきた。

今回のうねりに反応しそうなポイントをひとつひとつチェックしていったが、やはり前線の影響か、どこも中途半端な感じ。

そしていつもチェックを欠かさないクラシックポイントに足を運ぶと、期待したサイズは無いものの、アウトから綺麗な一本筋のラインを形成し、インサイドでマシーンブレイクの如く、頭くらいのライダブルな波が打ち寄せていた。

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程なくして、杉本浩proとトップアマの小池康之さんと合流。このポイントがある辺りは、震災後地盤が最大で76cm沈下し、潮が上げすぎると波がブレイクしなくなる為、干潮前後の約4時間、クラシカルブレイクを堪能した。

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Hiroshi Sugimoto

Hiroshi Sugimoto

 

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Yasuyuki Koike

Yasuyuki Koike

 

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Sho Matsuno

Sho Matsuno

 

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Shinya Kaneko

Shinya Kinno

 

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Kazuya “Stock” Satomi

Kazuya “Stock” Satomi

 

 

浩さんと康之さんの話によると、ここでサーフィンしたのは数年振りとのこと。

東日本大震災以来、一変した東北の海岸線。

ローカルの皆さんが大切にしているこの環境と秩序を、リスペクトし続けていきたい。

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