波乗り写真家 Nobu Fukuの旅『美しい波のシェイプ』

NOBU FUKU

NOBU FUKU
1963年生まれ静岡県出身 サーファー&プロカメラマン 最高の波を求め1994年にインドネシアのバリ島へ移住、バリ島をベースにインドネシア各地で波乗り&撮影活動する。旅する波乗り写真家 Instagram : https://instagram.com/balisurfphotography/

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21oct
ドタバタするデッキの音で目が覚めた。
慌ててカメラを持って上がるとグラッシーなトレジャーポイントのラインナップが目の前に現れた。

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今日はこのトレジャーをあらゆるアングルから撮ると決めボートから水中からディンギからと弱い風の中で一日中撮影することができた。

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日が暮れる頃パドルアウト、二本だけ波を乗ってからシャワータイム。
充実した一日になった。

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22oct
トレジャーポイントで日の出を待つ。
波は若干サイズダウンしたものの、たまにゴージャスなラインナップがやってくる。

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今日の撮影はランドからと決めていた。
パタゴニアの防水リュックサックにカメラを2台入れディンギでサンゴでできた浅瀬まで行き、そこから少し濡れながら上陸した。

 

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朝から昼まで、日差しと暑さに耐えながら長時間に及ぶ撮影で体はフラフラ。
あらゆるアングルから波を待った。途中スコールがやってきて灯台の下で雨宿りしてると、オフショアで美しい波のシェイプが一瞬現れた。

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23oct
今朝は雨模様のトレジャーポイント、風向きも合ってなくコブラポイントかな。
旅の疲れと連日に及ぶ長時間炎天下での撮影で今日は休みたい気分。
アイルランドからのゲストは朝から映画を観てマッタリお疲れのようだ。
一方、後から来たオーストラリアのゲストはコブラへ行きたがっている。
そして、僕は寝ながら日記を書く…
お昼に食べたテンペーバーガー美味かった。

24oct
昨夜は嵐の中トレジャーポイントの奥で一夜を明かした。
どしゃ降りの雨おかげて船の水タンクは満タン、船旅において水の確保は重要な事、今日から洗濯、食器洗い、シャワーなどで心置きなく水が使える。
そして、船は曇り空の中ベイオブプレンティーに移動、天気は良くないし撮影するほどの波でもないので、今日はこの小波でのんびり波乗りでもするかな…

25oct
ベイオブプレンティーから島の裏側に停泊して、そこからディンギによるポイントチェックとなった。
長旅の疲れから喉の調子が悪い。時折変な咳がでるので今日から休養することにした。5日後にウネリが入りそうなので体調を整えようと思う。
ゲストの3人は弱いオフショアの吹くベイオブプレンティーへ波乗りしに向かった。
今日は洗濯だな…

26oct
今朝もゲストはベイオブプレンティーで波乗り。僕はデッキでぼ〜っとインターネットできる電波を探しては、たまに繋がったりするとFacebookに投稿してのんびり過ごした。
ちょうど刺身が食べたいと思ってたら島の向こうから小さな漁船がやってくるではないか。島の漁師が今朝獲れた魚を売りにきたのだ。ブルーフィントレバリだ!まだヒレがピクピクしてる。正しく今朝獲れたものだ。
今日は久しぶりに刺身が食べられる。それだけで幸せな気分になった。
釣れたての魚を刺身にしてわさび醤油でいただけるのもボートトリップならではの贅沢。

27oct
朝ベイオブプレンティーをチェック波待ちは長いがたまに肩頭位の波は入っている。潮が引いてくれば波のシェイプも良くなりそうだ。
だか、ゲストの意向で他のポイントへの移動となった。
トレジャーポイントに着いた。たまにセットで頭位の波、風も弱い良い波だ。
ディンギから撮影するが、セットをメイクできるサーファーがいない…

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結局、僕は船に戻りゲスト達はコブラへ向かった。
4時間以上経ってから戻ってきた彼らに話しを聞くとコブラも良いが、その後タートルズへ行ったらしくサイズもあって更に良かったと興奮していた。
そして、ストームが近づいて来てるとの情報が入った。今後の航海に悪影響を及ぼす可能性がでてきた。

28oct
無風状態のトレジャーポイントにて波はたまに来るセットで胸肩、サーファーはヨットで旅をしてるアルゼンチンの3人組と合わせて5人、ディンギから30分程撮影して終了。

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それから間もなくしてポイントにサーファーはアイルランド人一人しかいなくなった。
お昼前に少しだけ波乗りと思いディンギで向かうが途中で雨が降りだし風も良くないのでノーサーフ。
そのアイルランド人のゲストはそんな中で2時間以上入ってた。毎日長時間のサーフィンで疲れを知らない。
そんな感じでサーフィンやりまくってた若かりし頃の自分を思い出した。

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