
Pictured: Three-time World Champion John John Florence (HAW) defers Championship Tour (CT) return for another year. Credit: © WSL / Thiago Diz
3度のワールドチャンピオンに輝くジョン・ジョン・フローレンス(HAW)が、2026年シーズンのWorld Surf League(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)への復帰を、さらに1年延期することを発表しました。
フローレンスは2026年シーズンのWSLシーズン・ワイルドカードを付与されていましたが、これを辞退し、2026年のCTには出場しないことを決断しました。家族との時間や旅を最優先し、フルタイムでのコンテスト復帰を見送ります。
フローレンスは声明の中で次のようにコメントしています。
「家族と一緒に旅をする中で、新しい生き方を学び、さまざまな場所を訪れ、3人全員が楽しめる波を見つけてきました。多くの日を、これから何が見られるのか、何を体験できるのかを楽しみに目覚めていました。これこそが、今の私たちの夢だと確信しました」
「2026年もこの旅を続け、できれば世界を一周したいと考えています。より良いサーファーになりたいですし、最高の父親にもなりたい。そのすべてを、冒険と好奇心に満ちた日々の中で実現したいと思っています」と続けています。
「今年はツアーをフルタイムで回ることはありません。ワイルドカードという機会を与えてくれたWSLには心から感謝しています。これは引退ではなく、今の自分が選んでいる道です」
フローレンスは2024年に世界タイトルを獲得後、2025年シーズンの開幕前にCTからの一時離脱を発表。家族とともに帆船で南太平洋を巡るなど、コンテスト以外の活動に時間を費やしてきました。
そして今回、その休養期間をさらに1年延長する決断に至りました。
ブーキアムにシーズン・ワイルドカード付与
フローレンスの辞退を受け、モロッコのラムジ・ブーキアム(MAR)が2026年シーズンのWSLシーズン・ワイルドカードを獲得しました。
ブーキアムは2025年のベルズビーチでの試合中に重傷を負い、カット前のCT最終3戦を欠場していました。今回のワイルドカード付与により、トップツアーへの復帰が決定しました。
ブーキアムは次のようにコメントしています。
「CTに戻れることに本当に興奮していますし、この機会を与えてくれたWSLに感謝しています。昨年のケガはキャリアで最も厳しいもので、回復の過程は山あり谷ありでした。でも神は偉大で、決して信じることをやめませんでした。最終的にはすべてがうまくいきました。今年は全力を尽くし、最高のロケーションでサーフィンできるツアーのすべての瞬間を楽しみたいです。モロッコ、ツアーに戻ってきたぞ!」
2026年CTはツアー50周年の節目のシーズン
2026年シーズンはワールドツアー50周年の節目の年となります。女子フィールドは拡大され、12戦で構成されるCTスケジュールではノンエリミネーションラウンドが廃止されるなど、フォーマットの簡素化が行われます。
ツアーは4月1日、オーストラリアで開催されるリップカール・プロ・ベルズビーチで開幕し、12月にハワイで終了予定です。
シーズン最終戦は刷新された「パイプマスターズ」で締めくくられ、オールインクルーシブ形式のハイステークスなフィナーレとなります。

