ASP-WCTビラボン・プロ・タヒチは 10~12フィート+のバレル・ウェイブでベスト12が決定

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Caption: John John Florence posted the second Perfect 10 of the competition in his high-scoring heat against fellow Hawaiian Sebastian Zietz.
Image: ASP / Will H-S

 

 

チョープー、タヒチ(日曜日、2014年8月24日):3日連続のレイデイを経て、2014年のサムスン・ギャラクシーASPワールド・チャンピオ ンシップ・ツアー(WCT)第7戦 「ビラボン・プロ・タヒチ」がようやく再開。朝から巨大なスウェルがビルドアップし始め、2つのパーフェクト10を含む、ソリッドな10~12フィート・ プラスのバレル・ウェイブで、ラウンド3が完了し、12名の選手に絞られた。

 

 

歴史に刻まれる素晴しいチョープーにおいて、番狂わせも多発。ポルチュギー・パワーハウスのティアゴ・ピレスは、エクセレントなフォームでカレントASPワールドNo.4のタジ・バロウ(AUS)と対戦。2つのパーフェクト・スコアに近い、9.00と9.67をスコアしたピレスは、バロウをコンビネーション・シチュエーションに追い込んで圧勝した。

 

ブレット・シンプソン(USA)Copyright: ASP/Will H-S

 

また、ブレット・シンプソン(USA)は、ワールドNo.2のジョエル・パーキンソン(AUS)を下す、本日最大の番狂わせを引き起こした。ヘビーなワイプアウトで、リーフにヒットしたシンプソンだったが、その逆境をリカバーし2つのハイスコアで勝利を手に入れ、シンプソンは今シーズン初のラウンド4進出を果たした。

 

「確かに僕は勝利に向けた勢いを感じましたね。」と、ブレット・シンプソンが言っ た。「自分が集中していたことは、波を見て、それをメイクすることができるかどうか考えることだったんです。チャージするつもりは全くありませんでした。 最初の波で上手くプルアウト出来なくてボトムにヒットしてしまったんです。かなりハードにヒットしたんですが、すぐに立ち直って、そのあと直ぐ入って来た 波でベストスコアをメイク出来たんです。」

 

 

ジョン・ジョン・フローレンスとセバスチャン・ジーツによるハワイアン同士のヒートは、期待通りの凄まじいものとなった。バレル・ライドの神童と言われるフローレンスは、コンペティションのセカンド・パーフェクト10を含む、ここまでのイベント・ハイエスト2ウェイブ・ヒート・トータル19.93をスコアした。

 

それに対し、ジーツも2つの9ポイント・ライドをスコアして一流のパフォーマンスを見せた。しかし、それはフローレンスを倒すには充分ではなかった。

 

「今日はゴーフォーイットでしたね。あの波をピックアップ出来て最高でした。いく つも良い波に乗れて本当にハッピーでしたよ。」と、ジョン・ジョン・フローレンスが言った。「最近のヒートは、実際にあまり多くの波に乗っていないんで す。今日はたくさん波に乗りました。僕が掴んだ10ポイント・ウェイブはクレイジーでしたね。僕はベストを願ってました。そして、それがうまくいったんで す。」

 

 

ケリー・スレーター(USA)Copyright: ASP/Will H-S

 

マッシヴなスウェルで11-タイムASPワールド・チャンピオンのケリー・スレーター(USA)は本領を発揮。スレーターはヒート10のオープニング10分間で3つの9ポイントを記録。最終的に5つの9-ポイント・ライドで、ジャドソン・アンドレ(BRA)をコンビネーションに追い込んで下した。「これは恐らく、これまでに僕がサーフィンした最高のチョープーだと思う。」と、ケリー・スレーターが言った。

 

ディオン・アトキンソン(AUS)は、 ラウンド3の最後のヒートで、3タイムASPワールド・チャンピオンのミック・ファニングを下す、本日最後の番狂わせを届けた。スローなスタートで、彼ら の求めていたセットが届いたのは18分が経過していた。ルーキーは残忍なワイプアウトの後、ビッグドロップで9.50をスコア。そして、ファニングはミッ ドレンジの5ポイントでそれに応えた。そして終了間際に、アトキンソンはバックアップ・スコアを見つけて、勝利をつかんだのだった。

 

「思い切り楽しみました。」と、ディオン・アトキンソンが言った。「僕は自分のサバイバルのためにサーフィンをしていますが、彼らはタイトルをかけ てサーフィンをしている。自分も勝つためにパドルアウトしているし、それをメイク出来て最高です。そのプロセスの中のバレルです。」

 

予報では、かなりソリッドな、ミッド・ピリオドのSSWスウェルが今晩から明日にかけて続く見込み。イベント主催者は、明朝、午前7時15分に再びコールする。

 

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オフィシャルサイトではライブ中継が行われています。

http://www.aspworldtour.com/events/2014/mct/698/billabong-pro-tahiti/live

また、見逃したヒートはヒートアナライザーでチェックして下さい。

http://www.aspworldtour.com/events/2014/mct/698/billabong-pro-tahiti/heatanalyzer

現在の日本とタヒチ島との時差は、19時間です。日本の方が、19時間進んでいます。

現地時間の午前7時15分 は、日本時間深夜2時15分です。

 

ビラボン・プロ・タヒチ:ラウンド2結果
ヒート12:マット・ウィルキンソン(AUS)13.27 def.アダム・メリング(AUS)8.83

 

ビラボン・プロ・タヒチ:ラウンド3結果
ヒート1:ティアゴ・ピレス(PRT)18.67 def.タジ・バロウ(AUS)13.57
ヒート2:エイドリアン・バカン(AUS)16.33 def.ジョシュ・カー(AUS)14.73
ヒート3:ミシェル・ボレーズ(PYF)14.90 def.アリツ・アランブルー(ESP)14.77
ヒート4:コロヘ・アンディーノ(USA)18.10 def.ミッチ・クルーズ(AUS)10.17
ヒート5:ビード・ダービッジ(AUS)13.10 def.C.Jホブグッド(USA)13.10
ヒート6:ガブリエル・メディーナ(BRA)18.80 def.ネイザン・ヘッジ(AUS)13.44
ヒート7:ブレット・シンプソン(USA)16.23 def.ジョエル・パーキンソン(AUS)13.17
ヒート8:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)19.93 def.セバスチャン・ジーツ(HAW)18.50
ヒート9:カイ・オットン(AUS)18.17 def.ナット・ヤング18.06(USA)
ヒート10:ケリー・スレーター(USA)19.44 def.ジャドソン・アンドレ(BRA)6.43
ヒート11:オーウェン・ライト(AUS)18.36 def.マット・ウィルキンソン(AUS)5.36
ヒート12:ディオン・アトキンソン(AUS)16.50 def.ミック・ファニング(AUS)5.94

 

ラウンド4のマッチアップ(第1位はクオーターファイナル、2位と3位はラウンド5へ):
ヒート1:ティアゴ・ピレス(PRT)、エイドリアン・バカン(AUS)、ミシェル・ボレーズ(PYF)
ヒート2:コロヘ・アンディーノ(USA)、ビード・ダービッジ(AUS)、ガブリエル・メディーナ(BRA)
ヒート3:ブレット・シンプソン(USA)、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、カイ・オットン(AUS)
ヒート4:ケリー・スレーター(USA)、オーウェン・ライト(AUS)、ディオン・アトキンソン(AUS)

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