カリフォルニア・サンタクルーズを拠点とし、全世界に展開する【BUELL SURF】より、フルカーボンサーフボード 『BLACK BEAUTY』がリリース!
今注目されるフルカーボンボード
フィリッペがCTで使用し優勝、またカノアもWSGでカーボンボードを使用するなど、現在カーボンでラミネートしたサーフボードが注目を浴びていて、各社開発を進めています。
Buellでも6年前より多種多様なカーボンボードのサンプルを作り続け、ついに全シェイパー・ライダーが納得いくものができ、今年の春にフルカーボンボードをリリースしました。
ただ、今年の春にリリースしたものは一般サーファー向けにワックスの溶解や剥離を防止するためホワイトに塗装したものでしたが、多くのディーラー様よりせっかくのカーボンなのだからカーボンが見えるようにしてほしいとのリクエストを受け、今回の『BLACK BEAUTY』の発売に至りました。


カーボンボードのメリット・デメリット
カーボン繊維には以下のようなメリットがあります。
ただその反面、以下のようなデメリットもあります。過去にもカーボンボードはありましたが、これらのデメリットが解消できない状況がありました。
実際他社のカーボンボードはある程度の重さがあり、硬く扱いにくくなっています。
そこでBuellは繊維メーカーに特殊な極薄カーボンクロスの製作を依頼し、これに成功しました。
『BLACK BEAUTY』は十分なしなりがあるためコントロール性に優れ、高い反発力でターンが伸びてアクション性能に優れ、信じられないくらいの極軽量で自由自在に動くボードとなっています。
カーボンと無塗装によって過去にない極軽量ボードが誕生
特殊なオリジナルの極薄カーボンにより、多くのライダーが使用するSoulamte5.10で平均1900gという驚異的な軽さを実現しました。
一般的なPUだと、ライダー用に作られる一層巻のボードで2000gを切るくらいとなりますが、すぐに使えなくなってしまいます。
一方BLACK BEAUTYはカーボンの高耐久性能で長く使用できます。この異次元の軽さはエキスパートサーファーの様々なアクションを容易にします。
現在BUELLのフルカーボンは以下の3種類があります。
① BLACK BEAUTY ロゴとレール以外は無塗装で極軽量、Soulmate5.10で1900g程度、ライダー・コンペティター向き
② THIN WHITE 薄く白を吹いた超軽量、2000g程度、エキスパート向き
③ WHITE 白を吹いた通常塗装の軽量、2100g程度、多くの一般サーファー向き
軽いボードは、慣性が弱いため膝の硬い初級~初中級者にはラフな海面のギャップで詰まってしまうデメリットもあり、また黒いボードはワックスの溶解や剥離の可能性もあるので、BLACK BEAUTYはライダー・コンペティターに、THIN WHITEはエキスパートに推奨しています。
フルカーボンながら、低価格を実現
BLACK BEAUTYは本体価格14万円と、他社が25万円程度する中でかなりの低価格を実現しています。
これはBUELLのボードファクトリーが、レーシングカーのカーボンボディーやパーツを作る、カーボン製品を主力としている工場でもあるためで、その経験と実績で、特殊なカーボン繊維の製作ができたり、リーズナブルに提供できたりします。
メインシェイパーは多くのCTサーファーのコーチを務めるChris Gallagherで、他にもKalu Coletta, Doug Haut, Lance Ebert等のレジェンドシェイパーたちが、それぞれが得意とするシェイプを提供してくれています。BLACK BEAUTYの設定は今年はSoulmate, Comp, Airboneの3モデルだけですが、2023年は多くのモデルで採用される予定となっています。
現在BLACK BEAUTYは福嶋竜也、辻岡堅太朗、本田孝義の3名の現役プロ、友重達郎、磯部庸典、大江なぎさをはじめとする多くのトップアマチュアに提供しています。彼らの活躍とともに、ぜひBLACK BEAUTYにもご注目ください!