トップアスリートとしてサーフィン業界を大きく変革させた第一人者であり、現代におけるサーフボードデザインの開拓者のひとりでもある11xワールドチャンプ ケリー・スレーターが新たなプロジェクトとして立ち上げたフィンブランドENDORFINS(エンダーフィン)が今世界中から注目を集めています。
ケリーにとってフィンとは、サーフボードをデザインすることと同じくらい重要視していることであり、それは業界でもとても有名な話です。
その一つを変えることでボードの性能やパフォーマンスが大幅に変わることから長年に渡ってボードを選ぶのと同じく、フィンにも常にこだわりを持っていました。
それと同時に、フリーサーフィンではもちろん、最高峰ツアーや世界代表戦でもクワッド+スタビライザーやツインフィンをセットしたボードで登場するなど、既成概念にとらわれず最大限のパフォーマンスを引き出すためのケリーのフィンセッティングは常に話題となり、それはのちに世界中に大きな影響を与えるパイオニアでもあります。
そして今回のプロジェクトでは約2年にもおよぶ期間をかけて、その集大成ともいえるフィンが完成し、こうしてENDORFINSの発表ができることに一番興奮しているのが何よりケリー本人であることは言うまでもありません。

素材にはカーボンツイルと超軽量の不織布カーボンベール、そしてリサイクル素材を混合したPET素材を採用し、従来のレジン使用量を極めて少量に抑えることに成功しています。
また、フィンのコア部分を覆う超軽量カーボンによる独自のフレックスパターンは強度と柔軟性を完璧に両立し、さらにコアとなるPET素材内部には約90%の空気が含まれ最大の特徴でもある「水に浮く軽さ」を実現しています。
また生産・製造・流通の過程で削減不可能な二酸化炭素の排出量に対して、カリフォルニアの海藻群の保全、アフリカの熱帯雨林の保護、インドネシアのマングローブ樹の植林を通じて一掃するカーボンオフセットを実施します。
このENDORFINSを手にした人のサーフィンにもたらす作用は、最高のパフォーマンスであり、地球規模の“幸せ”の分泌であることをお約束します。