新年のご挨拶

TAVARUA (1)

皆さま、新年明けましておめでとうございます。

株式会社サーフレジェンド代表の加藤道夫です。

昨年の11月~12月は、インドネシアのバンダアチェに12日間、その後にスンバワ島(波伝ハウス)に移動して12日間、合計24日間サーフトリップしてきました。

その翌々日には北海道旭川に飛んで4日間カムイスキーリンクスでスノボーし、帰宅後の翌々日には長野県白馬まで走ってさらに3日間スノボーし、67歳の身体は悲鳴をあげていましたが、日ごろ初動負荷トレーニング®のお蔭でやり切りました。

どこからか天の声が聞こえてきました。「やり過ぎ~!!!」笑笑

その過酷な日程の中のフライトやトランジット時間を利用して、元北海道日ハムファイターズや2023年WBC「侍ジャパン」のコーチを歴任され、いまや世界のスーパースターとなった大谷翔平選手らを育てた“白井一幸元コーチ”による著書「神コーチ」を読みました。

白井元コーチは、プロ野球現役引退後にヤンキースの6軍で“Coaching”の勉強をされたそうです。日本のプロ野球では一部のチームには3軍がありますが6軍とはさすがメジャーリーグですね。

そのヤンキースで学んだCoachingを生かして、選手の意見を否定せずに、まずは肯定から入り、人を変えることは難しいけれども自分が変わることは自分次第でできることだから、まずは自分自身が変わることで選手が前向きに練習していくやり方を徹底したそうです。

Coachingが選手の能力を引き出す手法なのに対して、Teachingは日本の教育方法のように一方的に教師が生徒に教える手法です。
Teachingでは選手自身で改善方法を考えることが少なく、モチベーションも上がりづらく、結果的に成長が遅れてしまいがちです。

一方のCoachingは、「その問題はどうやったら改善できるかな?」、「目標達成のためのその方法は本当にそれが適切だろうか?」、「ならば一緒に考えていこうよ」と選手に対して頭ごなしに指示したり否定するのではなく、選手自身に考えさせてモチベーションを高めて良い結果に結び付けていくことを大切にする指導方法です。

「過去と相手は変えられないけれど、未来と自分は変えられるよ」と選手を励ますことも忘れずに育てていったそうです。

結果的に、白井コーチが2軍コーチ時代に育てた森本 稀哲(ひちょり)選手らが1軍で活躍したときに、白井コーチも1軍コーチに就任されていて、日本ハムファイターズは44年ぶりに日本シリーズを制したのでした。

白井コーチがチームに根付かせたCoachingは、その後の、ダルビッシュ有、大谷翔平、清宮幸太郎、万波中正などの選手育成に貢献していることは間違いないでしょう。

新年から私が覚醒するかは神のみぞ知るですが、残り少なくなった人生、少しでも皆さまの笑顔や幸せにつなげられるよう、自分自身が少しでも変わって進化して参りたいと思います。

皆さまにおかれましては、新年が幸多く、ご健勝であられることを心からお祈りいたします。
未だ若輩者ですが(笑)、本年もご指導ご鞭撻のほど、どうぞ“優しく”お願いいたします。

2025年1月1日
株式会社サーフレジェンド
代表取締役 加藤道夫

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