1/31 Hawaii Day

Naoya Kimoto

Naoya Kimoto
サーフィンフォトグラフ界の巨匠、重厚なショットが魅力のKINこと木本直哉。 16才でサーフィンを覚え、20才からサーフィンフォトグラフィーの道を歩みだす。1981年から冬のハワイノースショアに通いだし、現在も最前線で活躍中。

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Eishin Kawabata @ Off The Wall Left

 

本日のノース、風がSWからモアウエストに振りもろオンショアのジャンクコンディション。

レキサス・パイププロは今日もオフコール。

サイズはノース寄りで昨日の夕方上がったもののまたサイズダウンして3〜4〜

が、午後からまたまたビルドアップして6プラスにまでグロウイン。

風もやや緩んできたので、ハレイワがサーファブル〜リッパブルとなり、

CTサーファーでゲキアツセッションとなっていたようだ。

明日はNWウインド予報なんでまだクリーンアップはしなさそう、、、、

ここに来てすっかりオフモードのノースショアなり、、、、

なので今日のブログは、

1月14日、ダフイ・バックドアシュートアウト・ファイナルデイが終わった夕方、

パンプパンピンしているパイプを横目にオフザのレフトで、

まさにパイプカインドの波をとらえたカワバタエイシン君のシークエンスをフューチャー。

コンテストが終わり、エフカイビーチパークでクロージングセレモニーが行われ、

なんとチームジャパンが団体優勝、ハラダショウゴが個人4位と盛り上がっていたが、

なんせパイプ・バックドア・オフザが炸裂していたので自分はビーチに残り撮影を続けていた。

パイプ&バックドアは異常なまでの混雑を見せ、およそ日本人が乗れるスペースは皆無だった。

そんな中ダイキとエイシンはオフザの更に奥のレフトにフォーカスしたので、

この二人から目が離せなかったし、きっと凄い波を乗るだろうと感じた。

ダイキはややバックドア寄りにポジションをずらしていったが、

エイシンはトッシュチューダーと共にあのオフザのレフトを虎視眈々と狙っていた。

確か1本目のテイクオフで刺さりリーシュが切れ、

一旦上がって誰かにリーシュを借りてパドルバック。

また次の波もソリッドテイクオフでパーリング。

それでもめげずにぶれずにオフザ奥のレフトに執着していった。

その間トッシュは何本か良い波をとらえていたので狙いはあそこで良いと確信した。

そして夕闇迫る17時23分、ピキピキのセットがオフザレフトに来襲しエイシンが三度とらえた。

またまたバーティカルテイクオフとなりパーリングかと思われたがギリギリ堪えねじ込みプルイン、

やや浅めだが見事なフォームでスタンディングバレルを決めると、

シャットダウンの多いオフザレフトとしては珍しくチューブがオープンアップし、

大爆裂スピッツアウトが吹き出し、水の煙の中からカミンアウトしてきた。

それはオフザとは言え立派はパイプカインドの波と言えた。

つまりこの日は試合中にショウゴが見せた8.25ptのバックハンドバレル、

そしてこのエイシンのクールなスタンディングバレルが

日本人にとって大きな大きな収穫だったと言える。

もちろん海から上がってきたエイシンは満面の笑みを浮かべていた。

 

 

 

 

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スクリーンショット 2025-02-01 5.14.24Eishin Kawabata @ Off The Wall Left

 

シュートアウトを見終わって日本人の大健闘した姿に感化させられながら、

松永だいきくんと一緒に帰宅し夕方のパイプセッションの準備をしました 。

しかしパイプはシュートアウトがおわり大混雑しそうだったので、

様子を見ながらオフザに向かおうとおもってました。

案の定パイプにつくとたまにセカンドが割れる感じで6ー8ftくらいのサイズで、

人は今までみたことがないくらい溢れていました。

そしてオフザにむかうとトッシュ・チューダーと

先に入っていた松永だいきくんと他に5人くらいしかはいっていませんでした。

しかしたまにパイプのセカンドが割れると

クローズセットが入ってくる感じのオフザだったので少し緊張していました。

海に入る前にだいきくんに、「こーいうときこそ焦る必要はないよ」といわれたので、

このときは意外と緊張しながらもリラックスしていたと思います。

そして脇田たいちくんが去年決めたオフザの波をのりたいとおもいながらまってました。

しかし1本目、2本目はワイプアウトしてしまいリーシュがきれてしまいました。

そして海から上がりリーシュをとりにかえろうとすると、

シュートアウトの閉会式に松永けんしんがいたので、

リーシュを借りてダッシュでオフザにもどりました。

そして再びオフザのピークにつき30分くらい待ってたら沖に綺麗なうねりが入ってきて、

やっときたと思い沖にこぎました。

そしてその波はセットで僕が想像していた去年たいちくんが乗ったような波でした。

全力でインサイドにこぎました。

すると僕より待っていたトシュとかもgoといってくれてその波にのれました。

テイクオフの時はあまり覚えてないんですけど気づいたら立ってました。

あまり深くはなかったんですどすごく綺麗なチューブでした。

これからもローカルや歴史、先輩方に感謝とリスペクトをもちながら、

色んな波の経験を積んで行きたいと思います。

 

手記 カワバタエイシン

 

 

 

 

 

 

 

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