4/16 Osaka Day

Naoya Kimoto

Naoya Kimoto
サーフィンフォトグラフ界の巨匠、重厚なショットが魅力のKINこと木本直哉。 16才でサーフィンを覚え、20才からサーフィンフォトグラフィーの道を歩みだす。1981年から冬のハワイノースショアに通いだし、現在も最前線で活躍中。

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Hideyoshi Tanaka @ Keramas  Bali

 

今朝、ウエスタンオーストラリア〜バリの約一ヶ月近いロードから帰国した。

3月半ばにハワイから一時帰国した時はまだまだ寒かったが、

今日はそれとは打って変わり初夏の暑さで、桜もほぼ終わりかけていた。

ここからはしばしジャパンデイズ、春の低気圧の波をチェイスしていきます。

さて、あの神がかったクラマス戦のファイナル、、、一生忘れることの出来ないエピックヒートだった。

優勝したガイちゃんのバックハンドバレルからのストレートアップ、

2位のリオのストールバレルからのテールスライド、

3位のノブのロングバレルからのラウンドハウスカットバック、

そんな中でも、インターフェアを犯し4位となったヒデヨシのスタンディングダブルバレルは圧巻だった。

ガイが10pt+9.25ptを叩き出し、他にコンボの差で圧倒的有利な状態の中でも

まだまだ負けるか、と闘志剥き出しのヒデヨシは、ガイが9.25ptを決めたその裏の波で、

今大会でも一番と思われるスタンディングチューブを決め、

さらにストールしてインサイドでもチューブをメイクし、10ptをマークしてきた。

これによってコンボが崩され、ヒデヨシはニード9.26ptと迫った。

その時のパドルバックしてきたヒデヨシの形相、オーラはまさに格闘家、アスリートそのもので、

野獣が獲物を狙っていくような大迫力があって、撮影していた俺自身も身震いがしたほどだった。

しかしその後エクセレントスコアを出せるような波が来ず、プライオリティもノブにあり、

無情にもヒート終了時間が迫ってきた。

最後の最後に来た波にヒデヨシは賭け、行くしかない、しかしプライオリティを持ったノブも行くしかない。

結果ヒデヨシはインターフェアを取られ、2位から4位に転落してしまったが、

勝ちに行こうとするあのヒデヨシのがむしゃらな闘志には感動を覚えた。

もちろん優勝したガイ、そしてリオ、ノブも最高のパフォーマンスを披露してくれ、

日本のサーフシーンにおいて、伝説に残る素晴らしい戦いを演じてくれたのだ。

 

 

Finally back from a long term trip through Western Australia and Bali.

Japan was still cold when I got back from Hawaii on mid March but

temperature was already like early summer.

From now on, Japan Days will start.

Anyway, let’s look back the Final round of the competition in Kemras.

Reo made a tail slide from a stall barrel,

Nobu made a round-house-cut-back from a long barrel and

Hideyoshi’s dynamic standing barrel.

In that situation, Guy scored 10 points + 9.25.

But Hideyoshi never gave up and marked 10pt by making through a  standing tube.

That means Hideyoshi needs 9.26 pt to turn the resutly over.

When I saw Hideyoshi paddling back, felt like a aura of a beast or a

extreme athlete. But unluckily, good waves never came later on and Nobu still had the priority.

Time was ticking and both had no choice but jump on a wave.

As a result, Hide got an interfere and became 4th place but

Hide’s aggressive heated spirit was impressive.

Lets give an applause for these 4 surfers that made a history in the Japanese competition scene.

 

 

 

 

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これがファイナルで10ポイントを叩き出したヒデヨシのダブルバレルシークエンス。

俺の水中撮影論理において、これが一つのパーフェクトフレーム・パーフェクトシークエンスと言える作品だ。

正直朝一は小さく、明らかにサイズダウンと思われ、すでに丸2日のハーフデイ水中撮影で疲れていたが、

バリニーズのアグースさんやサッチャンが、潮が入ると絶対に良くなると断言するので、

ファイナルデイも水中で撮影することにした。

ウッシーやズッチョもローカルのその言葉を信じて、

スタートを少しずらし8時にレディースからのセミファイナルを行なった。

すると丁度メンズセミー1が始まるや、今大会一番とも思えるコンディションに変化し、

そこからメンズのファイナルが終わるまでドンピシャ、クラマスらしい美しいラインアップを見せつけた。

ライトタイム・ライトプレース、まさに最高の時間に、最高の場所にいれたことに大感謝。

選手、ジャッジ、役員、関係者の皆さん、お疲れ様でした〜〜〜

This sequence is from Hide’s 10 point ride.

Perfect frame, perfect sequence for the water photography.

Size was small during morning and I was getting tired of getting in the water but

Agus and Sa-chan told me condition will get better so decided to shoot in the water.

Ushikoshi and Zuccho believed the locals word and held the lady’s Semi-Final.

Once men’s Semi-Final started, condition changed into a perfect perfection.

Good be in the right place on right time.

Thank you and good job to everyone who concerned to this competition~~

 

 

 

 

 

 

10192cce13a9f7ad6b7b3d5bc283d624http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/2353/barbados-surf-pro

 

 

スクリーンショット 2017-04-17 5.14.39 スクリーンショット 2017-04-17 5.14.05Winner  Keanu Asing

 

 

 

 

スクリーンショット 2017-04-15 16.35.52スクリーンショット 2017-04-16 12.57.15Daiki Tanaka

 

クォーターの手前、ラウンドー5まで勝ち上がったタナカダイキ。

 

 

Daiki Tanaka won up to Round 5.

 

 

スクリーンショット 2017-04-15 16.38.23 スクリーンショット 2017-04-16 12.58.28Mahina Maeda

 

クォーターの前、ラウンドー4で敗れたマエダマヒナ。

 

Mahina Maeda lost on Round 4.

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/2353/barbados-surf-pro

 

 

 

 

 

 

 

 

スクリーンショット 2017-04-17 5.27.57http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1811/martinique-surf-pro

 

 

 

スクリーンショット 2017-04-17 5.23.09 スクリーンショット 2017-04-17 5.25.46Winner  Ricardo Christie

 

 

 

 

 

Hiroto Arai (JPN)スクリーンショット 2017-04-17 5.26.09Hiroto Arai

 

 

スクリーンショット 2017-04-17 5.26.21

 

 

スクリーンショット 2017-04-17 5.26.32

 

アライヒロト、オオハシカイト、ムラカムシュンは、ラウンドー4で敗退。

丁度JPSA初戦と被ってしまった、マルティニック〜バルバドスのカリビアンレッグも終了〜〜

 

Shun Murakami, Hiroto Arai and Kaito Ohashi has lost on Round 4.

And Martinique Surf Pro and Caribbean Leg Pro has ended as well~~

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1811/martinique-surf-pro

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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