【WSL 日本語版のルールブック】2023年2月改訂分が追加

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水垣糸子氏とつのだゆき氏による日本のサーファーのための「WSL RULE BOOK 日本語版」の2023年2月改訂分が追加されました。

WSLに参加する選手および関係者の方は、ぜひ確認をお願いします。


WSL RULE BOOK 2022

https://www.namidensetsu.com/news/namidensetsu/446282


2023年2月改訂分(抜粋)


最低年齢-CS/QS

●所属リージョン内でCS/QSの試合に出場できる最低年齢を12歳から13歳に引き上げる。

●イベント開始時に18歳未満のサーファーは、親または法的後見人の同伴が必要。

CSフォーマット

●ミッドシーズンカットでCTに入らなかった男子12名、女子7名

●前年度CSランキングの上位男子10名、女子5名

●CTサーファーでCT、CSのいずれからもリクオリファイしなかった男子3名、女子2名

●WSLの7地域(APAC、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、ハワイ/タヒチヌイ、北米、ラテンアメリカ)から割り当てられた男子49名、女子30名

●世界ジュニアチャンピオン2名

●各大会で男子5名、女子3名のワイルドカード獲得者

アスリート・スポンサーシップの制限/限度

一般的な基準

すべてのサーファーのスポンサーシップは、プロサーファーに求められる基本的な礼儀正しさにふさわしい、品格のあるものでなければならない。

制限されるスポンサーシップは、WSLのイメージや評判に悪影響を与える可能性があり、WSLを不利な立場に追いやるようなもの、あるいはコミュニティやコミュニティ内の任意のグループを侮辱したり不快にさせたり、憎しみ、虐待、わいせつまたは分断的なものなどをさす。

これらをWSLが合理的にそれと見なした場合、そのスポンサーシップを禁止する。

・サーファーのアパレル、ヘッドウェア、サーフボードにつけられるすべての名前、ブランド、ロゴ、その他のマークやIDは、サイズ、場所、数に関して、WSLが合理的に決定する品格のあるものでなければならない。

・違法とされる製品のスポンサーシップはすべて禁止。

・WADAで禁止されているタバコ、薬物、武器、アダルトグッズのスポンサーは禁止。

・WSLの書面による事前の同意がない限り、ギャンブル会社や製品のスポンサーシップは禁止(それらに関してはケースバイケースで審査するものとする)。

●ウェットスーツと水着

・ウェットスーツには、ウェットスーツを製造した会社以外のブランドマークをつけてはならない。

ただし、ウェットスーツを消費者に販売することを通常業務としている会社(例:Billabong、Quiksilver、Roxy、Patagonia、BodyGlove、Buell、Vissla、XCEL、AXXE、Roxy、Sistrevolution、ROARK、Outerknown、O’Neill、Hurleyなどの消費者向けウェットスーツ会社)はその限りではない。

この規則の唯一の例外は、サーファーのために第三者によるウェットスーツの製造を手配するアパレル企業(例:Lululemon)など。この場合、以下のようにそのアパレル企業のブランドマークをウェットスーツにつけることができる。

(1)左胸または右胸に2インチ×2インチ以下のブランドマーク
(2)左肩または右肩に2インチ以下のブランドマーク
(3)左または右のふくらはぎに2インチx2インチ以下のブランドマーク(3か所のブランドマークの位置例)。

・消費者向けウェットスーツ会社のウェットスーツおよび水着で、競技中に着用されるものは、一般に販売されるそのブランドのウェットスーツおよび水着と、ブランドマークのサイズ、数、位置が一致していなければならない。

ただし、サイズ、位置、数に関して、WSLが合理的に決定する品格のあるものであれば、サーファー用の消費者向けウェットスーツ会社の特別なブランドマークを含むウェットスーツと水着は、競技用ジャージから外に見えることを許可される。

●サーフボード

・サーファーは表彰台にサーフボードを持ち込んではならない。

・サーファーはヒート後のインタビューでサーフボードを持ってはならない。WSLは、ヒート後のインタビューの背景幕の真横にサーフボードスタンドを用意し、サーファーはそのスタンドにボードを置くことができ、WSLはサーフボードが放送に映るようにする。

●ヒート後のインタビューと表彰式のステージ

・表彰式のステージでWSLのスポンサーではないブランドのボトルや缶を持つことや、帽子の着用を現在制限しているが、(1)サングラス、(2)ヒート終了後のインタビューでは、この制限を設けない。

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